夜空を彩る月
「月が綺麗」、「今日は満月だ」
そんな言葉が出てくるのは、心に少しゆとりがあるとき。
そんな日は、思わず月に願いを、
なんてことはしないけど
パワーを分けてもらおうと空を見上げて月光浴。
月明かりって思った以上に明るくて、
行く先を優しく照らしてくれる。
54:月に願いを
シトシト静かに地面を濡らす雨も
街中の全ての音を消し去るほどのどしゃ降りも
予定のない日の雨には 不思議なほど優しくなれる
雨音がほどよいBGMになって
集中力も増す気がする
ゴロンと横になってぼーっと窓の外を眺めたり
コーヒーを飲みながら 本を流し読みしたり
気になることを検索してみたり
降りやまない雨を口実に
これといって意味のない時間を過ごすのもまたいい
53:降りやまない雨
これからに希望を見いだせなくて
どんなに気持ちを立て直しても報われなくて
とっても苦しいね しんどいね
そんな中でも本当によく頑張ってるね
いつまで続くんだって、
果てしなく続くように今は思うかもしれないけど
決してそんなことはないからね
大丈夫 行き着く先は明るいよ
すぐそこまできてるんだから
疑り深い私だけど
未来の私が言うのだから信じられるでしょ?
私が笑顔になれる出来事がたくさん待ってるよ
今苦しんでいる時間も、懐かしい過去になって
無駄じゃなかったとすら思える日が来るからね
もう少しだけ 自分を信じてみて
と、今の私が欲しいメッセージを書いてみた
52:あの頃の私へ
ワープも振り出しに戻るもない
この人生ゲーム
どんなに今を嘆いても
誰も代わってくれはしないし
自分がコマを進めるしかない
このゲームをおりるとき
満たされた気持ちで終わりたい
ときに、一回休みもいいでしょう?
あせらずに 自分のペースで
ゲームはまだ続いていくんだから
51:逃れられない
「また明日」
子供のころは、別れ際によく言っていた記憶がある
大人になったら、
「お疲れさまです」や「お先に失礼します」
という方が多くなったかも
また今度
でもなく
またいつか
でもない
確定した未来を予感させる言葉
「また明日」と言いあえる日常はきっと幸せなこと
50:また明日