りくのいるか

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12/16/2024, 10:30:51 AM

風邪

たかが風邪ぐらいで…

とか言われても…

私は凄く風邪をひきたくないのだ!

めちゃくちゃ苦しいではないか!
私は喘息持ちなので

悪化すると命取りになるのであるし

母の介護をしているので、私が介護できなくなったら母はどうしたらいいのだ!

母に移したら、それこそ命取りだし、同居している独身の

介護をしていないのに、私に理想の介護論を押し付けてくるモラハラ兄貴に

相続放棄させられた実家を無一文で追い出されてしまう

激務で体力も気力も使うバイトも休まねばならず、生活費も稼げなくなってしまうし

子供部屋おじさんとか、おばさんとか、今は本当に独身のおじさん、おばさんを蔑む言葉のスキルが高くなっていて

小さくなって生きて行かねばならなくなった。

悲しみの毎日だ…

あ、子供部屋も無かった、

小学1年生で買ってもらった勉強机は

備え付けたその日から母が洗濯物置き場にしてしまって、

実は1回も使えないままボロボロになってしまった。

私は重き荷を背負ってボロボロになった子供机おばさんである

悔しいばかりの人生であった

なので、咳やくしゃみをマスクしないでやっている人を見ると

表情一つ動かさないが、目立たないように距離を取り逃げ去るようしにていた

穏やかそうに見せ掛けてはいるが内心、イライラしている。

心の中の私は北斗の拳のケンシロウのような表情で

咳やくしゃみ飛沫をとばしまくる狼藉者を睨んでいたのだが

グッ!?

バイト帰りのクタクタな肉体から悲鳴が

急に…胸が痛い!!心筋梗塞⁈

咳が…鼻水が

翌朝、みるみるうちに9度8分

身体中が痛いぃー万力で押しつぶされるような頭痛がぁーああああ

インフルエンザA型であった

……死ぬのでは…今回こそ、私、最終回かも…

インフルエンザは風邪の一部だから

って言ってる友達がいるが

あいつはたぶん、人間に似た何かで

インフルエンザにかからないのは当たり前なのかもしれぬ

綺麗事ばかり言えるのは、幸せに育てた証拠

私の心は世紀末覇者

いかつい腕が
いかつい太もも位あって

デスメタルの服を着ている


ユーアーショック


凄い声でバイト先に休む電話をかけ

母はモラハラ兄貴に押し付け
寝込んで記憶を失った…

ウィルスの

指先一つでダウンしたのは私の方である






12/3/2024, 12:46:09 PM

さよならは言わないで


物凄く大好きだった人がいたが

悪い人だった…

付き合ってもいなかったのだが

色恋営業と言うやつをされていたのだ

特にいかがわしいお店に通っていた訳では無くて

整骨院の先生であった

その先生はダイエットの高額サプリメントを売る担当の先生で

30万以上するらしい。

その整骨院は先生がいっぱいおり

患者さんが少ない時はかなり強引に

恐ろしい顔で

なんで痩せないんですか!!

と、5人位で罵倒しながら囲んで勧誘された。

ただ、その色恋営業の先生だけは囲まない

たくさんの先生に囲まれて怖い思いをした後に

優しくして営業する

甘やかし担当であった

私はそのシステムをわかっておきながら

その先生が大好きで、優しくされたくて通い続けてしまった。

身体中が痛かったのを治したいのが本来、整骨院に通っていた目的だったので

カイロプラクティスのような派手に関節を鳴らす施術を受けていた

ある日、その整骨院が休みの日、身体中が痛すぎて

他の保険のきかない整体院のベテランおじいちゃん先生に、恐る恐る

「実は、いつもは別の整骨院に通っていて、本当に悪いんですけど、痛すぎるので診てもらえませんか?」

と、お願いしたところ

「右足の股関節が亜脱臼している!」

と、言われて、

ポキッ!!

と言う派手な音と、一瞬の痛みで

あ!?

っと言う間に治った…

「二度とその整骨院は行くな!!よく通うようにわざと関節を中途半端に外されていたぞ!悪いやつだ!」

と、おじいちゃんの整体の先生にお説教をされて

愛しの色恋営業先生に、今、治してもらった右足の股関節をグイグイ押されていた事を思い出し

優しい顔しながら、わざと悪くしてたんだ…
私をカモにしようとしてたんだ…

色恋営業先生のハンサムな顔…あの顔がもう見られないんだ、

もう、二度と優しくしてもらえないんだ…

悲しくて嫌いになれなくて複雑な気持ちになり

月を見上げながらシクシク泣きながら帰り、

夜風が自分の涙の跡に当たり冷たく感じた。

それから二度と大好きな色恋営業の先生の整骨院に行かなかったのだが

ある日

駅で大好きだった色恋営業先生にバッタリでくわした。

…!!

愛しの色恋営業先生は絶句し、真っ青な顔になっていたが

私は昔見た映画の

『Wの悲劇』の薬師丸ひろ子さんの演技をマネするように

余裕ぶってニッコリと会釈したところ

かつての愛しの君、色恋営業先生も

安心したように微笑んで

お互いにニッコリ会釈しながら

3メートル位の距離を保ち、お互いに無言で別方向に帰って行った。

さよならは言わないまま。

不思議な事に、その時の2人のトップスが茶色の小花模様のブラウスでまるでペアルックのようだった。

シンクロニシティと言うやつか

今でも嫌いになれない

12/1/2024, 11:19:48 PM

距離

バイト先の社員さんで

若くて物凄く上品で、優しい方がいて

よく私に話しかけてくれた

お姫様みたいな人だなぁと思って

すぐに大好きになり

密かにパソコンで絵を描いたりしていた。

私がしばらく系列会社のお手伝いに行く事になり

やっと帰れると思ったら

また、更に他の系列会社にお手伝いを頼まれて

かなりしばらくぶりに、元のバイト先に戻り

大好きなお姫様社員さんにお会いしたら
(私が勝手に脳内でお姫様認定)

ご挨拶した印象がだいぶ違う

痩せてやつれて笑顔が無く、

とても暗い雰囲気になっていた

え?

内心、嫌な予感がしていた

「社員が何か言うまであなたは何も動く事はできません!」

彼女は顎を上げ、私を睥睨しながら、社員マウントのようなセリフを言った

私はバイトの中でも、かなり腰が低い方である

勝手に何かした覚えは無いのだが

お姫様は私に明らかに嫌な印象を持っているようだ

私がいないうちに何があったのかは知らないが

バイトに舐められるな!とか、バイトとは身分が違うんだ!差をつけろ

とか社員研修とかで叩き込まれたのかなぁ

心の距離が一気に離れていった

さよならお姫様。

私と貴方様とは身分が違いました。

距離が離れた瞬間から、急に美人に見えなくなった

美しい夢を見ていたのかもしれない。

私の大事な時間を割いて絵なんか描いて

バカだったと悔やんだ

大好きなうちに、このバイトを辞めてしまった方が

お姫様が大好きなまま思い出に残せて幸せだったかな

とも、思ったが

これもまた、貴重な人生経験であるし

一興か。








11/28/2024, 3:08:31 PM

終わらせないで


今、描いている絵がなかなか終わらない

いつも一番良いところを、

描きすぎて壊してしまう

あの時に終わらせておけば、一番良かったな、

あれ以上、描き加えなきゃ良かった

あの時より、さらに良くしなきゃ、

なかなか、あの一番良かった時を超えられない

ここをこうしたら、

もっともっと、きっと良いものが…

前より更に良くしたい、欲が止まらない

ハアハア言い出す、なりふり構わず

独り、欲望のおもむくままに

苦しみもがく

やめられない、終わらない地獄

だが、これが良い。

11/25/2024, 10:30:13 AM

太陽の下で

太陽で温められたアスファルトを素足で走り回った事がある

小学校時代のおませな友達と一緒に素足でペタペタ走り回って、

親が見ていないのを良い事に道路で寝そべったり

今思えば、犬の乾いた糞などもあった時代だし

とても汚くて、大人になった私には絶対に無理だが、

何にも考えないで太陽の下を飛び回って

2人でキャッキャ言いながら

走り過ぎて横っ腹が痛くなって口の中に血の匂いがする位に遊んだ

今、アーシングと言う、大地に素足をつけて静電気を抜くみたいな、健康法があると聞いて懐かしくなった


そう言えば、素足でペタペタ歩いたのは解放感があったし、暖かくてとても気持ち良かった。

太陽は温めてくれるし、暗くて怖い夜からお化けも追い払ってくれるし

殺菌もしてくれるし、骨を強くするビタミンDも作ってくれる

夏は暑いし、焼き殺されちゃいそうになるし

飛行機で高く飛ぶと放射線も浴びちゃうらしいし

紫外線はシミが増えるし老化するって言うし

怖い面もあって、太陽はとても強くてミステリアス

ギリシャ神話のアポロンも太陽神じゃなかったっけ

音楽の神で医者でもあって、モテモテだったのに1人だけ嫌われて振られた話があったなぁ

月桂樹になってまで逃げられちゃって

唯一手に入らなかった女の子だからって月桂冠にして記念に頭にまで被っちゃって、

凄い情熱でストーカーを成功させちゃうし

そう言えば、

アポロの石膏像はイケメンで、

私の描いた下手な石膏デッサンのアポロを見た

可愛いオシャレ女子のデザイン科の先輩が

や!めっちゃイケメン!私の超タイプ!

って言ってくれたけど、

実際の石膏像と似ても似つかなくて

先生2人に

印象が違う!

って言われて、

凹んだなぁ

すぐに昔話になって、シワもシミも増えちゃって



最後、太陽のせいにするのは、アランドロンの出た映画だったなぁ

太陽がいっぱい…あの曲は哀愁が漂ってて良いよなぁ

私の名前も太陽と近い名前だし、昭和に流行った名前で、いっぱいいるから

太陽がいっぱいだなぁ。

みんな、太陽の下からは逃げられないんだなぁ

ポカポカしちゃうなぁ。

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