あなたとわたし
よく喧嘩をする。価値観の違いなのかな。ほんと分かり合える気がしないってよく思う。
でも価値観が違って当たり前。
育ってきた家庭も環境も全く違うのだから。
価値観の違いで別れるのは簡単。
あなたとわたしは他人なんだから。
でも好きだからお付き合いしてるし一緒に住んでる。
人なんだから話し合いをしてすり合わせしてお互いの価値観を作り上げていくあなたとわたしで。
そうすればあなたと結婚できますか?
仕事で褒められた時。
仕事が早く終わって帰れる時。
彼女とお出かけする時。
出先で彼女とバカ言って笑いあってる時。
虹が見えた時。
そんな時に降る雨は柔らかい気がする。
仕事でトラブルがかさなり22時を回る大残業をした帰り道。
溜息をつきながら車を走らせ、夜道に光る街灯と信号が哀愁を誘う。
空気を読むかのように流れ出したダウンテンポの音楽が寂しさと虚しさを感じさせる。
「あぁ なにしてんだろ。」
学生の頃に想像してた社会人とは違う気がする。
それでも、お家に帰れば君が待ってくれている。
暖かいご飯を作って。
早く会いたい、そう思ってアクセルを少し強く踏み込む。
(哀愁を誘う)
君と一緒にいる時間は、1時間が1分に感じるほど短くて楽しい。
でも、君のいないときは永遠に感じられるほど長くてつまらない。
早く帰ってきてね。
一緒にご飯食べよう。
「おはよう」
「行ってきます」「行ってらっしゃい」
「ただいま」「おかえり」
「おやすみ」
そう言い合える人と一緒に住めていること。
この幸せは当たり前じゃない。いつまでもこの関係が続いてくれますように。
多くは求めない。ただ君と一緒にいられる時間それが僕の理想郷。
あまり無理はしないでね。
人生は1度だから自分が思うように生きるのもいいと思う。失敗したっていい、僕だけは味方でいるからさ。
君が心から笑えますように。