朝起きたくない。
寒くてお布団から出たくない。
会社に行きたくない。
やっと起きてもまたコタツに潜り込む。
コタツの誘惑には勝てない。
コタツは人間をダメにする。
どうすればいいの?
これまで色々な人に出会って、別れを繰り返してきた。
過去の人となってしまうと、
声を忘れて、顔を忘れて、思い出をも忘れてしまう。
当時はとても辛い思いをしていたって時間とともに忘れてしまう。
人間は意外と都合のいいように出来ているのかもね。
それでも人生は有限。長いようで短い人生。
今を幸せにしたくてがんばっている。
あなたと生きていくって決めたから。
これからたくさんの想い出をつくっていこうね。
憧れた都会
安心するほどの喧騒
でもなにかが違った。全然違った。
この喧騒が、この人混みが、この夜でも眩しいほどの街並みが、僕を急かしてくる。
煽られて生き急いでるそんな感覚だ。
叶えたいことが山ほどあるから、まだまだ疲れたなんて言えない。
でもそんな時に、自分の地元を思い出す。
そうだ。冬になったら地元に帰ろう。
見渡す限り白一色で染った、雪景色が見たくなる。
街灯のない綺麗な星空を見たい。
ゆっくり温泉につかって休みたい。
たまには立ち止まってもいいよね。
振り返ってもいいんだよね。
少し休もう。だってこれからも生き急がなければならないからね。
『冬になったら』
同棲初めて半年と少し。最近大きな喧嘩をした。
お互いの仕事のことで揉めた。
堅実に働いて欲しい僕と給料は二の次でやりたい仕事をしたい彼女。
同棲解消の話も出たし、家出したり、別れ話までした。
結局、彼女のやりたい仕事を応援する形で喧嘩は収まった。
はなればなれになるぐらいなら、別れた方がまし!
かんばって支えあおうよ。助け合おうよ。
今更別々で生活するなんて考えられない耐えられない。
僕は君がいないと生きていけない。それ程までに君は僕の中で大きな存在になっているんだよ。
そんな僕は重いですか?
『はなればなれ』
「それって意味あるの?」
会社に入った時にたくさん言われた。
「意味の無いことをするな」「合理的に考えろ」
「二度手間になるだろ」その他諸々。
当時は、意味ないことなんてない!ちゃんとやっているじゃないか!なんて思ってた。
今なんて、当時言われてムカついてたのに言う側になってしまった。
「効率よく合理的に」「意味のあることをしよう」
慣れなのかな?20半ばにしてオジサンになってる?
まいったなぁ。あーゆー風にはなるまいと思ってたのにね。