8/26/2025, 8:10:27 AM
もう一歩だけ、いけたら。
あと三歩、いける。
うつむくな。
振り返るな。
前を。
ただ真っ直ぐに。
前を向け。
8/23/2025, 11:16:59 AM
あの子が可愛らしく笑うたび、貴方の心が跳ねる。
小柄なあの子が見上げるたび、貴方に痺れが走る。
貴方の心の荒ぶりが、手に取るようにわかる。
窓際、1番後ろの席から見下ろす、グラウンド。
私が見ているなど、気づきもしない貴方の。
私とは何もかもが正反対の彼女を、見つめる横顔に。
ひどく、心乱されながら。
貴方の彼女は、私でしょう?
遠雷
8/8/2025, 10:30:47 AM
心の羅針盤
沢山、嘘をついた。
自分の体裁を、守るため。
口先だけで守れる自分など、関係など。
薄っぺらだと、気づいた時にはもう。
一人だった。
皆から背を、向けられていた。
貴方も、一人だった。
でも、私とは全然違う。
貴方は真っ直ぐで。
皆が、貴方を気にしている。
貴方が何故、私と居てくれるかはわからないけど。
真っ直ぐな貴方に、相応しい私でありたい。
これから、私は。
貴方にだけは、嘘をつかない。
貴方にだけは。
8/7/2025, 9:20:11 AM
この人生が終わっても。
また、貴方に会いたい。
男女でなくても、驚くほど歳が離れていても。
たとえ、人同士で、なくても。
私はきっとまた、貴方を好きになる。
さようならは、言わないよ。
私の笑顔を、覚えていて。
「またね」
8/6/2025, 7:58:20 AM
泡になりたい
修学旅行で訪れた沖縄。
そこで出会った、琉球ガラス。
透明なサファイアブルーが、あまりに綺麗で。
閉じ込められた気泡が、あまりに羨ましくて。
胸が切なく疼く。
サファイアブルーの瞳をもつあの人はいつだって。
姉だけを見つめている。