11/13/2025, 9:53:37 AM
答えを求めてさまよって、いつ間にか。
何が知りたかったのか、分からなくなる。
私の心なのに。
ごまかされる。
まるで、だまし絵。
「心の迷路」
10/27/2025, 9:52:33 AM
繰り返し。
問いかけている。
悔しい時。
嬉しい時。
貴父が忽然と消えてから。
何百回を超えて。
何千回と。
なぜ、そばに居てくれないのかと。
一緒に悲しみたい。
一緒に喜びたい。
一緒に生きたい。
なぜ。
なぜ。
得られぬ答え。
母も私も、あの日に。
立ち止まったまま。
「終わらない問い」
10/25/2025, 3:48:05 AM
噛み癖のあるこどもだった。
気に入るもの程、噛むこどもだった。
顎の力がよわいうちに、
これがなんなのか気づけたのは、不幸中の幸い。
理性で閉じ込めた、
誰にも知られてはならない衝動。
愛しければ愛しいほど。
食べてしまいたい。
決して開けてはならない、
秘密の箱。
10/7/2025, 9:55:26 AM
冬じたく。
青々とした葉が、柔らかさを纏い。
一斉に燃え上がらせ、散る。
その赤。
その力強さに。
心奪われる。
「燃える葉」
9/28/2025, 7:02:28 AM
バラのアーチの影で、たたずむ女性に目を奪われる。
鳴り響くウエディングベルの音に、身をふるわせて。
涙するその横顔は、とても美しく。
胸に手を当て、少し乱れた呼吸を整える姿が儚げで。
消えてしまいそうに淡い。
守りたいと、思ってしまう。
どうか、聞かせて。
涙の理由を。
(やべー、笑いすぎて涙出てきた)