犀川

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5/2/2025, 4:44:12 PM

sweet memories

…気になって、目が合うだけで意識しちゃって

それだけで良かったのに


「好きだ。」なんか僕には甘すぎるよ。


その日はやけに体温が高くて
…手が触れる度恥ずかしくなった。

5/1/2025, 7:13:29 PM

"風と"

風と散った 最後の言葉
あの日の笑顔も 跡形もなく消えて

君と見た空は もう青くない
思い出と痛みだけ 胸に鮮明残る

風と歩く 放課後の肌寒い帰り道
君といた季節が 遠く遠くなる

それでもまだ 名前を呼びたくて、呼ばれたくて
風と泣いた 春の終わりに。

4/30/2025, 8:26:58 PM

"軌跡"

「いつか忘れんのかな」って
君がぼそっと言った午後
缶コーヒーの苦さだけが
妙に大人びて感じた

放課後 意味もなく遠回りして
くだらない話で笑い合った

あの日の何もかもが
どこへ向かってるかなんて知らずに
ただ真っ直ぐ 進んでた

そして今——
ふと手にした缶コーヒーの苦さに
あの言葉が、やけに沁みた

「いつか忘れんのかな」
…たぶんもう、忘れてなんかいない。

ただ、あの日に戻れないってことだけが
ずっと、苦いまま残ってる。

4/19/2025, 6:31:01 PM

小さい頃、よく君と影絵をしたよね。
笑いながら、手を重ねて、
うさぎだの鳥だの、夢中で作ってた。
あの頃は、それだけで楽しかった。

でも今じゃ、
君の影すら届かないところにいるみたいだ。

…それでもさ、
たまには、また一緒に遊ぼうよ

4/17/2025, 4:35:42 PM

静かな情熱

泣いても、笑ってもこれが最後の試合。
会場のざわめきが皮膚を刺す。
飲み込まれそうな重圧に、喉が少しだけ乾いた。
俺は、思いっきり胸を叩いた。
自分に――「できる」と言い聞かせるように。
目を閉じて、深く息を吸い込む。
心を静め、身体に流れる血を感じる。
準備は、すでに整っていた。
最後に高笑いするのは俺だ。
そして俺は、お前に一本を奪った。

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