9/9/2022, 10:27:03 AM
「世界に一つだけ」
そんなものあるかな、と考えればいくらでも出てきます。世界に一つだけのもの。
希少価値や歴史的観点などから考えれば大変慎重に扱わなければならないものばかりなのでしょう。
星やら新種の植物やら、失われたアークやらとある天才物理学者の理論やら。
まあ本当に色々とありますが、それを実際に身近に感じているかと言われますと、たまには考えますよ。暇なときにこうやって。
けれどそれらを愛しているかどうかは別問題。一つしかないことが重要とは思いません。一つしかないそれをどれほど愛し、大切にしているかが自分には余程重要事項なのでして。
だって良く考えれば、一つしかないって全てそうじゃないですか。むしろ同じものはないと言ってもいい。
それに対して自らの愛がないのなら真理さえどうでも構わない。世界に一つの何かは欲しい方がどうぞ。私は自分の愛するたくさんのものの方が余程大切です。
9/8/2022, 4:59:00 PM
胸の鼓動を
日頃意識することがないのは
幸せなことだ
なぜってそれは
孤独や病の心配をする必要がないから
自分や誰かの息がまだ続いているのか
鼓動がしているか
そんなことは気にしなくていい日々
当たり前に心が踊り
喜びに胸が高鳴る
幸せな日々
鼓動は刻んでゆく
命の長さと その記憶を
刻みつける
希望を忘れないでと胸を打ち続ける
いつか悲しみに打たれ
崩れることがあったときには
胸の鼓動という記録装置の音に
静かに耳をすませるのだろう
その命の音に
かつての幸せを微かにでも見つけられたなら
まだ大丈夫
新しく打たれる鼓動に
きっと新しい幸せを見つけられる