『夏の気配』
梅雨が明け、空の青が深くなった。
遠くには入道雲。
夏が来る。
暑い暑い夏が。
…というか来た。
気配どころではない。
夏に突然飛び込んだよう。
プールだって準備運動して、足からゆっくり入れと言われるのに。
体がびっくりしてしまうわ。
皆さま、熱中症には気を付けましょうね。
『まだ見ぬ世界へ!』
立場が変わると見方が変わる、
ということがよくある。
例えば
会社員と経営者。
兼業主婦と専業主婦。
病気知らずな健康な人と病気がちな人。
他にも色々あると思う。
みんな自分が経験していないことはどうしたってわからない。
でも、色んな経験をして、色んな立場に立つことを知っていれば、一方の意見ばかり押し付けるのではなく、相手のことを想像することができるんじゃないかと思う。
まだ見ぬ世界は、わからないことばかりで不安もあるけれど、フラットな視線を持つためにも、自分の意見を持つためにも、新しい世界へ飛び込んでみることには価値がある。
『最後の声』
どうにもこうにも上手くいかなくなった、彼との別れ話。たくさん話し合って、最後にはお互い、
「ありがとう。」
と、笑顔で締めくくった。
わたし、よく頑張ったと思う。
本当は、
「何がありがとうだ、バーーーーカ!」
って言いたかった。
喉元まで出てきてた。
言わなくて良かったけど。
『小さな愛』
あの日、君と一緒に虹を見た
一緒にはしゃいで気が付いた
それまで友達だと思ってたけど
僕の心に小さな何かが芽生えた
愛、というには
まだささやかすぎるけど
『子どもの頃の夢』
何年か前、歯医者に行ったとき。
そこは一画がキッズスペースになっており、子どもたちが、将来なりたいものを書いた折紙を壁一面に貼っていた。
待ち時間に読んでみると、
サッカー選手、野球選手、CA。
微笑ましい。
あとは…宇宙飛行士、医者、弁護士、会社員、教師…。
…あれ?堅実だな?
漢字だったり平仮名だったり、つたない字から、書いた子達はみんな小さそうなのに。
自分が小さいときは、みんなもっと…こう言ってはなんだが現実味のないことを書いている子がもっといたような。
社長とか。あ、これはけっこう叶えてる人いるかも。サッカー選手や野球選手はもちろんいたが、中には大統領なんて書いている子もいたような気がするのだけど。
地域差もあるのかもしれないけれど、最近の子はすごいなぁ。