「特別な夜を過ごそうよ」
特別な夜を過ごそ
たった一日でも良いから
あの日君の
心の叫びの様な
切ない詩を読んだ時
僕は苦しくなる程
胸が痛くなった
どれ程の痛みしたんだろう?
僕が癒せないのかな
力足らずなのに
君は僕を
求めていないかもしれないのに
だけど
だけど
僕の心は
平常心を保てなかった
何も出来ないのに
何も出来ない癖に
だけど心から
君を想い 君を愛し
いつか溶かしてあげるね
その凍りついた心
ずっと想うから 想うから
遠くから想うから
だから
今日一日
特別な夜を過ごそ
心から僕は君を愛するから
2023年 10
「感情と言う名の絵の具で」
海の底にいるように
暗く 冷たく
僕はただ足掻いていた
伸ばす手の先に
何も触れるものは無い
僕はただ不安だった
温かい地上に憧れながら
誰かの手を待ちながら
僕は小さな貝がらを並べた
色それぞれの中に
僕の心の感情という名の
絵の具を足すと
どんな絵が書けるだろう
7色の虹も描けるだろうか?
明るい絵が描けたら
僕は深い海の底から
少しの隙間から見えている
明るい地上に上がり
目の前に虹が見れるだろうか?
2023年 9
「生きていたって」
君にただ会いたくて
君とただ話したくて
17年振りに繋がったのに
重い扉を閉じられた
僕が悪かったのかな
僕が消えたらいいのかな
大切にしてる気持ち
そんな気持ちなんて
届かない
届かない
届かないなら
僕は生きていたって
無意味なんだ
君の為に
何も出来ないのなら
僕は生きていたって
無意味なんだ
2023年 8
「心の日記帳」
開けない 開けない
心に記すこの日記帳
あの日閉じてしまった
心の扉
開かない 開かない
硬く閉ざされたこの扉
痛いままの心
貴女が居なくなってから
誰よりも思ってた
大切に思ってた
開けない 開けない
心に記す 一つの思い
涙で濡れた
ただ一つの日記帳
その染みは消えない
例え貴女が現れても
開かない 開かない
貴女が私を解ってくれる日迄
硬く閉ざされたこの扉
代わりに誰か開こうとしても
貴女の代わりは
どこにも居ない
2023年 7
「夢を見てたい」
夢を見てたい
ずっとずっと
この時間続けばいいのに
凭れ掛かる肩が
今 横にある現実
まるで嘘みたい
ずっと思ってた
密かに思ってた
言えなかった
自分の思いなんて
言えなかった
揺れる心を
どう抑えたらいいのか
日々考えていたくらいね
好きとか愛してるの言葉じゃ
もう足りなかった
貴方を思う気持ちは
足りなかった
夢を見てたい
貴方と過ごす時間
あの日貴方を
好きになった時から
2023年 6