どこにも行かないで
いつかは別々になる日が来る
そんな事は分かっていても
先の事は考えたくもない
私はあなたじゃないとダメだから
だから ねぇどこにも行かないで
ずっと傍に居るよって言って
嘘じゃないよね?
嘘じゃないよね?
離れられない様に
繋いでおきたい
切れない糸があれば
私は繋いでおきたい
固結びして解けない様に
その糸の先
何があっても離さない
あなたを本当に愛しているから
記憶の地図
自分の記憶の地図を辿れば
険しい道があった
自分では頑張っていたけれど
成果が出ない日々
そんな日々に泣きそうになり
そんな自分を悪く言われ
そんな自分が愛せなくなり
そんな自分を壊したくなった
時には甘えたくなって
時には褒めて欲しくて
時には認めて欲しくて
この地図に自分自身で
一つ線を足そう
これから
笑える日々が来ますようにと
思い込めて
マグカップ
少し欠けた古くなったマグカップ
だけど捨てられなかった
お揃いでも何でもなかったのに
チグハグなお皿も横にあって
君が作ってくれたシチュー食べてた
あの日思い出すよ
急に君に会いたくなった
あの日の君に会いたくなった
久しぶりに単線の電車に揺られ
遠い道のり歩いた
何度も笑い 一度喧嘩して
君を困らせたあの日
もうそこにはなかった
あの日のマグカップは
私の知らない何処かの場所で
君はまだ使っている?
チグハグなお皿も
もう私はその
マグカップもお皿も
使う事ないのかな?
君に甘える事も出来ないのかな?
君の声に少しだけでいい
辿りたくなった
そんな私を許して
やさしい雨音
やさしい雨音ほど
悲しく聞こえるのは何故?
雨で濡れた身体が冷たくなったから?
それともあれ程愛した
あなたが横にいないから?
求めていた物は何?
あなたも 私も
見つけたと思っていた
心地良かった
でももっとやさしい物を探していた
そうそれは今降る雨の音
私の心模様を知ってるかのように
奏でてた
雨は私の心を
撫でてた
化粧なんか
雨で濡れて消えてしまえばいい
素顔の私を抱きしめてくれる
このやさしい雨の音が
私を一番愛してくれた
手紙を開くと
手紙を開くと
優しい香りがした
君の優しき香り
まるで君の歌声迄も
僕には聞こえてきそうだよ
いつも何気なくしてるLINEでは
感じられない温もりだね
君の笑顔が浮かぶ様だよ
温かい気持ちになれた
君を好きだと思う気持ち
更に感じた
君が気にしている歯並びや
君が気にしているおでこも
僕は大好きなんだ
僕も慣れない手紙
君に書こうかな
君は喜んでくれるかな?
若葉の季節
今度は一緒に歩こう
手を繋いで歩こう