雨と君
雨と君は不釣り合いのように見えたのに
何故か今はしっくり見える
いつも君は笑っていて
その笑顔はまるで太陽の様で
そんな君の笑顔に
僕は癒されて元気を貰ってた
だけどその度に
小さい事にいちいち気にしてしまう
自分の性格に嫌気がさしていた
君みたいに僕も何事もなかったみたいに
笑いたい
あの夜 君が悲しそうにしてる姿見るまでは
そう思ってた
君の事気になりながらも
君の心のSOSに気づいて上げられなかった
そんな自分自身を僕は責めた
しとしとと降る雨は
君の涙だったんだね
本当は一人じゃ辛かったんだね
誰も居ない夜の公園で
雨に降られ泣いていた君
小さい傘を差しかけられなかった
勇気のない僕を許して
雨と君
今日は泣いてもいいから
お願いだ
明日は笑っておくれ
何も出来ない僕だけど
ただそう祈るだけ
9/7/2025, 10:49:59 AM