[失われた時間]
失われた時間は取り戻せない
今も刻一刻と迫り来る時間
死へのカウントダウン
今、進まないでどうする?
今、立ち向かわないで何になる?
残るものは後悔ただ1つ。
[愛を叫ぶ。]
雲ひとつない日
僕は好きな人に愛を伝えた。
悲しくも断られ。
その日の夕方
僕は綺麗な夕空に愛を叫んだ。
[忘れられない、いつまでも。]
私はあの日のことを忘れられない。
君が私を見つけてくれた日のこと
君と好きとは何かを確かめあった日のこと
君と永遠(とわ)の愛を誓い合った日のこと
君の向日葵のような笑顔も
映画のワンシーンで泣いていたその横顔も
私のために怒ってくれたその顔も
一緒にふざけ合ったあの変顔も
きっと、年老いたとしても
この先
忘れられない、忘れられるわけが無い、
あの幸せを、いつまでも。
[明日世界が終わるなら]
もしも、明日世界が終わるなら
僕は愛する君に会いにいく。
[君と出逢って]
おはよう、行ってらっしゃい
僕は生涯1人なのだと20後半になってから思った
恋人がいたわけでもない
友達も少ない
そんな時美味しそうにパンケーキを頬張る貴女が見えた
とても可愛らしいなと思っていると彼女は僕にとても幸せそうな笑顔を向けてきた
僕は無意識のうちに彼女に近づいていた
「あの、連絡先交換しませんか?」
なんてナンパみたいなことをして引かれたと思った
思わぬ返事をもらうまで
「いいですよ!私も欲しいなぁなんて笑」
心臓の鼓動がはやまる
それから日を重ねるごとに僕達は仲が良くなり
思い切って告白(プロポーズ)をしてみた
彼女から告げられた言葉は
「遅すぎっ!ちゃんと幸せにしてくださいね」
僕は思わず泣いてしまった
それから歳を重ね
ある平凡な日常の一日
僕は君の
おはよう、行ってらっしゃいという言葉が年月がたった今でも幸せをよりいっそう感じさせる
君と出逢って僕は幸せという言葉を知った。