[2人だけの秘密]
あの日は雲ひとつない快晴だった
小学校にどうしても行きたくなくて
家から出たものの近くの公園でサボっていた
そんな時、幼馴染の男子が見えて
幼馴染に学校はどうしたの?と聞くと
その子が
「今日は好きなやつが来てなくて途中から抜けてサボっちまった」
なんて言うから思わず笑っちゃった
(案外可愛いとこあるんだ)なんて内心思っていると
その子が「今日ここでサボったこと2人だけの秘密な」
(ニコッ)
ってこの公園で言われたっけなぁ
その時は好きなやつって言うのに対して何も気にならなかったけど
今思えば私のことだったんだろうなぁ
と言いつつ、そんな奴と今は永遠の愛を誓いあってたりして…♡
No.11
[優しくしないで]
私の大好きな彼は
誰にでも優しい
そんな所がちょっぴり嫌いだ。
他の人に優しくしているところを見ると
胸のあたりがズキンっと痛む
(誰にでも優しくしないで)
そんなこと言えるはずもないのに。
No.10
[カラフル]
私の世界は白黒です
決まった時間に起きて、出勤して、帰宅して、寝る
何の変哲もない
代わり映えのしない日常
ある時私は君を見つける
君は私を見てにっこりと笑った
その瞬間、、、
私の白黒だったはずの世界が彼の笑顔で一瞬にして
カラフルに彩られた世界へと変わった
No.9
[刹那]
怠けるのはいつでも出来る
努力するのは難しい
試合に勝つ、受験に合格する
そんな全てのことは
きっと刹那の努力の積み重ねで築き上げてきたのだと
僕は思う。
No.8
[生きる意味]
僕は今、この世から消えるために
屋上に向かって階段をコツコツと登っている
扉の向こうには女性が1人フェンスを越えて立っていた
僕と同じ自殺志願者だ。。。
僕は咄嗟に「待って!!!」っと声をかけていた。
何故だろう僕だって同じことをしに来たはずなのに
その女性は僕の傍に来ては泣き崩れた。
彼女の顔を見ていると本当は死にたくない助けて欲しかったという想いが伝わってきた
この人は僕と同じだ…
僕は女性に「下に降りてお茶でもしませんか」と言った
その時はじめて生きる意味なんて自分たちで見つけていけばいいんだと感じた
僕たちの生きる意味はきっと、、、
No.7