『自転車に乗って』
自転車に乗るようになって行動範囲が広がった。
自転車があればどこにでも行けて
学校終わりに大冒険をしていた。
校区外に出て
子供だけでゲームセンターに行って
違う学校の子達と喧嘩になって、、、
それまで真面目だった僕は、
悪いことをする楽しさを知った。
あの頃から、僕は変わった。
『私の名前』
私の名前を呼ぶ君の声を
忘れることなんてないと思ってた
どうしても思い出せない
いつかまた君に呼んで欲しい
私の名前
『無垢』
大人になると、恋愛とSEXは切っても切り離せない。
特に男の子は早い段階から意識する人が多いと思う。
僕もそのうちの1人。
だけど君への愛は純真無垢に10年も続いた。
僕にそんな恋愛がもう一度出来る時が来るのだろうか。
『終わりなきたび』
高校受験のために必死に勉強した中学時代
大学受験のために必死に勉強した高校時代
就活のためにガクチカ作りに励んだ大学時代
昇進のため合間を縫って資格勉強する社会人前半
定年後のためお金を貯める社会人後半
残った貯金と年金でなんとかやりくりする老後
なんのために僕たちは『今』を生き抜くのだろうか。
『理想のあなた』
初恋が理想ってよく言うけど、私なんてまさにそう。
間違ったことをしたら2人きりになった時に怒ってくれて
みんなの前では好きじゃないしって言うのに
2人になると大好きだよって言ってくれて
声を聞かずとも理解ってくれて
笑うと目が三日月になって
ずっと仲良くしてねって年が変わるたびに言ってくれて
誕生日を毎年1番に祝ってくれて
幼稚園の時みたいにずっと隣にいてくれて
忽然と私の前から姿を消した。
次話せるのはいつだろう。
昔みたいに急に電話してきたりしないかなーなんて
君はきっと私のことなんて忘れてるのに。
恋人になりたいなんてもう言わないから。
友達として、親友として、幼馴染として、
私の隣にいて欲しいなんて我儘なのかな。