例え話、とでも言うのだろうか。
どんな花が好まれるか、なんて、その時にならないと解らないもので。
艶やかな花、儚げな花、力強い花。
例えはいくつでもあるけれども、好まれる花は好まれる理由がある。
理由がない、なんて理由で選ばれたりするから、全くもって不思議だ。

その最初が、”繊細な花”だったなんて、きっとどうでもいいことなんだろう。


繊細な花

もうすぐ見られる世界。
瞬きくらいしかない世界。
近くて、遠い世界。

気になることは１つだけ。
またそれか、なんて言われそうだけど。

”１年後”のセカイに、自分はいるのでしょうか？



１年後

正直、あんまり覚えていない。
通ってきたはずなのに、なんでか忘れてる。
思い出せないのか、思い出したくないのか。
どちらにせよ、戻れないことだけは確かで。

”子供の頃は”ただ大人になりたかっただけなのに。

大人になった今は、ただ終わることだけを目標にしているんだ。



子供の頃は

変わらないことが一番。
ちょっとした変化は仕方ない。
劇的なんて、どこかのシンデレラみたい。

自分に合っているのは、昨日と変わらない世界。
劇的に変わった世界を望んでも、自分にはそれを維持するだけの努力も、意地も、才能も、ないわけで。

昨日と変わらない、少し変わった”日常”があれば、それだけで十分だ。



日常

明るい色は、あまり好きじゃなくて。
どちらかと言えば、寒色系が好きで。
でも、似合う色は暖色系で。
うまくいかないなぁ、なんて思ったり。
事実、今でも青や紫が好きなのに、進められる色はピンクや黄色みたいな明るい色で。

いつか”好きな色”に見合う大人になりたい、なんて思っていたけれど。
クールになれないお子様な私は、いつになったらそうなるんだろう。



好きな色