白桜

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4/18/2025, 1:24:53 PM

昨晩、祖父が亡くなった。
でもまだ実感が湧かなくて、ぽやぽやしてる。
一緒にテレビを観た。散歩に行った。お菓子をもらった。怒られたこともあった。
私の記憶のなかにいる祖父は、いつも笑顔で、時に真剣な表情をしていた。なのに、施設で最後に見た祖父の顔は、知らない人の顔だった。
「違う。おじいちゃんじゃない」
ベッドで横になった祖父を見て、私はそう思った。痩せ細っていたし、なんだが骸骨のようで、本当に「祖父」という感じがしなかった。それから数時間後、祖父は息を引き取った。
──────あの頃の祖父は、もういない。だけど、私は前に進んでいく。
目の前の死に悲しんだ後は、目の前の「生」と向き合わなきゃいけないから。

最後に。

おじいちゃん。84年間、お疲れ様でした。そして、孫の私をめいっぱい可愛がってくれて、愛してくれて、ありがとう。
おじいちゃんが私のおじいちゃんで、本当に良かったです。これからは、天国でゆっくり過ごしてください。お父さんに会えるといいね。

これまで本当に、本当に、ありがとうございました。さようなら。

─白桜─

4/17/2025, 2:11:05 PM

あなたはもういないけれど、私はずっと、あなたを想い続ける。
このあなたへの情熱は、永遠に、絶やさないわ。
だからお願い。
私があなたのもとへ逝ったとき、「おかえり」と言ってね。

テーマ「静かな情熱」
題名『ささやかな愛を』

4/16/2025, 8:09:33 AM

入学式の日。
春風のような優しい色が、僕の心を染めた。
桜の下に立つ君に、恋をしたから。

テーマ「春恋」
題名『君はあの日、桜と共に消えていった』

4/13/2025, 5:06:16 AM

"あなたは今、どこにいますか?"
懐かしいあの頃の風景を見て、私は静かに、涙を流す。
─────会いたい。かつて愛した、愛しいあなた。

テーマ「風景」
題名『恋心』

4/11/2025, 2:01:38 PM

君と僕は、昔から一緒だった。
家も隣同士で小学校のクラスも一緒。
君は弱い僕を、いつも守ってくれた。
でも僕は、君を守ってあげられなかった。
「午前10時42分。ご臨終です」
君は、僕を置いて逝ってしまった。
不慮の事故に、巻き込まれて。
─────もし、時が戻るなら、僕は必ず君を守るのに…。
叶わないことを考えながら、僕は眠る幼馴染の冷たくなった手をそっと握った。
「!」
その瞬間、僕の体に電気が走り、意識が遠のく。
最後に見たのは、強い光と、その真ん中で笑う、君の姿だった。

テーマ「君と僕」
題名『恋愛無限ループ』

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