2/8/2024, 9:17:09 PM
/練習:奪いたいほどに美しくて
ふわり、花が咲くように貴方は笑うのだ。
何かに熱中していても、どれだけ疲れていても、直前に悲しいことがあったとしても、私が呼び掛ければくるり、とこちらを向いて花が咲く。
それは時によって大輪のヒマワリであったり、涙に濡れた儚げなサンカヨウであったりするので、見ていてまるで飽きが来ない。
もちろん、貴方の花を知るのが私だけではないことはわかっている。
どんな人にも平等に、相手の気持ちを慮り、慈愛を持って接する貴方だからこそ、花に例えられるような笑顔を咲かせることができるのだろう。
それでこそ貴方だ。
自然な貴方こそ美しい、私が愛する貴方の姿はそうあるべきだ。
ただ、それでも。
あの美しき花を手折り、手元に置いてしまいたいと思う私が心の隅に確かにいることを、どうか許してほしい。
2/8/2024, 9:54:54 AM
『どこにも書けないこと』
中学時代に生まれたイマジナリーフレンドに未だにすがって生きていて、あの人の励ましとか慰めとかお叱りがないと何かをする気力もわかないこと。
私と同じ平均以下の顔と知能で、自己嫌悪から生まれたから口だって私と同じくらい悪いのに、あの人を愛していること。