あじさい
良い文が思いつかないので…。
こんな風に梅雨を楽しみたい↓
◎紫陽花をイメージした服装をする事。
・紫陽花の形のイヤリングをする
・雨粒みたいなブレスレットを身につける
・白シャツで爽やかに
・スカートorパンツは青紫色で鮮やかに
・レインパンプスで雨の日も可愛く…etc
考えてみると案外梅雨も楽しめそう
「ごめんね」
は?
気持ちが昂りいっきに感情が爆発して、私の瞳孔と鼻腔が開いた。
喉の奥から込み上げるモヤモヤとした噴煙を思いっきり相手に吐き出した。
顔がいっきに熱くなり、真っ赤になりながら強い口調で相手の心を矢継ぎ早に突き刺しまくった。
言い終えた後もまだ私は怒りを収めることが出来ずやや過呼吸になっていた。
が、その時、
「ごめんね」
相手はあっさりとこのたった4文字を言ってのけた。
どんな窮地に追いやられようとも、不利な現状を強制終了させるこの言葉は、便利で鋭利なカウンターと言っても過言ではないと思う。
失われた時間
っはぁ〜。やっと課題終わったぁ。やる事やったし、ベットでゴロゴロしよっと!
私は椅子から立ち上がり、思いっきり背伸びをした。
一歩踏み出そうとしたら、モフッと俵のような愛猫の脇腹に足が当たった。猫の毛並みはピクッとやや波打ち、こちらを見上げてニャーと鳴いた。
私がベットに向かうと、短い尻尾をありったけにピンと伸ばし、ぽてぽてとついて来る。
私はお構いなしにベットに横になり、スマホをいじろうとすると、向こうもお構いなしに巨体で画面を遮ってくる。ゴロゴロと大爆音をかまし離れようとしない。
せっかくの貴重な休憩時間が…。
私はため息をしつつ、この生意気で愛くるしい生き物に顔を埋め、繊細に撫でてやった。
子供のままで
数年振りの再会を機に、仲間を集めて居酒屋に行くことになった。
昔の面影はあるが、髪を染めたり、ピアスを開けたりとイカつい格好をしているのに少し驚いた。
1人が烏龍茶を頼むと、他の皆も示し合わせたように烏龍茶を頼む。
昔は好き放題していた癖に、空気を読むようになったのはなんだか気持ちが悪いな、と冗談混じりに言い合いながら焼き鳥を頬張った。
たわいもない昔話をしながら次々に皿が空いていく。
入店して2時間経っているが誰も煙草を吸いに行こうとしないし、お酒を頼んでいる奴すら居ない。
どうやらコーヒーも飲めないらしい。
愛を叫ぶ。
結婚して今年で40年目。
記念日の度に、妻や子どもと旅行に行ったり美味しいご馳走を食べたり、そうやって楽しい思い出を作ってきた。
20年を過ぎた辺りから、子が巣立ち、21年目からはずっと妻と2人きりで色々な所に行ったっけ。
家に帰ればスマホを眺め、会話もろくにない日常。
彼女はこの暮らしに飽き飽きしているだろうか。
好きだと伝えたのは告白の時だけだったが、私は今も変わらず妻を愛している。
今日は40年目の記念日。
酒と特別な日という勢いに任せて、今日こそ、今日こそ伝えようと思う。
…ついでにその時に妻の気持ちも聞けたらいいなぁ。