脳裏に強く焼き付くこの記憶は
私が〇ぬまで消えないだろう
今日も夢に出てきて朝になる
でも、これでいいんだ
私の罪は一生消えなくていい
血だらけになった自分の両手と
起きることはない両親の姿を
脳裏に残し今日も私は生きていく
【忘れたくても忘れられない】
私には好きな人がいる
でも、今の関係を壊したくないから
この思いは絶対に伝えないと決めている
笑顔で話してるとこ
美味しそうにご飯を食べるとこ
躓いて周りの人に気付かれてないか確認するとこ
弄られて照れながらムッとするとこ
こんなに大好きなんだよ?
なのになんで?
いちばん近くにいる女の子は私
いちばん貴方のことを考えているのも私
小さい頃から可愛がってくれたのも私
なんで!!なんでなの...っ
この身体中に流れる血を全部変えたら
貴方にこの気持ちは伝えれる?
【巡り会えたら】
私の世界は突如、音をなくした
簡単に言うと耳が聞こえなくなったのだ
1番大変なのがコミュニケーションで
人と会話が出来ない
表情から読み取ったり唇の動きで何となく
想像して周りに合わせて笑顔を作る
仕事はパソコンと向き合っているので
まだ何とかなっているが転職も考えないとな
そんな日々を過ごすと独りの時間が
とても気楽でお昼は滅多に人が来ない5階の
小スペースで食べている
陽が当たってこの時期はぽかぽかで
気持ちいいんだよなぁ
と心弾ませていると今日は先客がいた
場所を変えようか迷っていると
その人が急にこちらを振り返った
大きな瞳に透明感のある肌
陽の光にキラキラと綺麗な髪の毛
とても綺麗な人...
でも、その瞳には大粒の涙が零れている
(助けて…)
耳が聞こえないはずなのに
鮮明にそう聞こえた気がした
【声が聞こえる】
キラキラと輝く街並みをここから
見るのが好きだった
今も誰かが頑張っていると思えるし
自分も頑張ろうと思えた
あぁ...でも疲れたなぁ
いっその事、この綺麗な街並みの時に
消えてしまおうか
一部の人は〇ぬのは良くないと言うけれど
それは偽善だと思う
その人の辛さを経験した事がないから
そんな無責任な事が言えるんだ
やっぱり消えてしまおう
そう思い、崖の柵に近づく...
「おねーさん♪こんないい夜に何してるの~?」
「最後に僕と遊ぼうよ」
彼のキラキラと輝く瞳に吸い込まれていく
【夜景】
おはよう ☀️
おやすみ🌙
ありがとう♪
楽しかった!
大好き❤
君が贈ってくれた言葉達は
どれも暖かくていつも
僕を暖かい気持ちにしてくれた
今までの言葉達を眺めながら
想い出に浸るこの時間が
昔は辛かったのに今は懐かしい気持ちになる
僕は君に暖かさをあげられてたかな?
あと数年後には君に逢いに行くだろう
その時はこの気持ちをもう一度君に
直接伝えるよ
【君からのLINE】