心だけ、逃避行
いつも君には追いつけなかったな
勉強、運動、人気、そのどれもが君には一歩及ばない
五十歩百歩なんて格言と比べるのもおかしな話だが私は一歩を軽んじることなど到底できなかったし、その一歩は五十歩よりも百歩よりも遠くて仕方がなかった
幼い頃から、友として、ライバルとして見てきたはずの君に、いつの間にやら恋心を抱いていたのかもしれない
思い出すと君とは色々な事をしたね
遊びに行ったり、一緒に勉強したり、学校行事に全力を注いでみたり、どんなときでも勝負事にして競いあってたっけ
そのどれもが私の敗北だったな
あぁ思考がまとまらなくなってきた
もう長くないみたいだ
最期の振り返りをしてみると君がずっと隣にいたよ
一度も君に勝てなかったな
そんな悲しいことを考えるのはやめよう
一度だけこの一度だけは君を追い抜いてしまったな
いつまでも君を待つからさ、君はのんびりでいいよ
騒がしい音の数々ももう聞こえなくなる頃、私は動くことなく君をおいていったようだ
冒険
冒険的な恋をした
というよりか恋は全て冒険なのかもしれない
届いて.....
そう願うには貴方は遠すぎたのかな
それとも僕が諦めるのが早すぎたのかな
あの日の景色
君と見たあの景色を忘れることはないだろう
「忘れたくないし、きっと忘れない」
そんな純粋な思いで笑い合ったあの日、あの日々は本当に幸せだった
君と別れてからしばらくたって、僕にも新しい恋人ができたんだ
正直に言えば君のことを忘れてはいない
本当に君が好きだったから今でもたまに思い出すことがある
もちろん、未練も残っていなければ後悔もない
君といった場所は僕にあの日々を思い出させる
別に今と昔を比べたい訳じゃあない
過去があったから今がある、それだけのことだ
今はもう忘れたほうが楽なのかもしれないが、どうにも忘れられないな
願い事
願うなら君と出会わなければよかった
君のことしか考えられなくなってしまった僕より
はぁ...こんなキザな台詞が言えるほど僕に勇気があったらな