皮肉にも
この恋がもう、
終わってしまうとしても
あなたが
この場所から、
去ってしまうとしても
わたしは決して忘れない
こんなに誰かを
強く求めたことも
こんなにも誰かを
愛しいと感じたことも
この先にはもう無いほどに
真っ直ぐに、純粋に、
心を傾けた時間があったことを
- これからも、ずっと -
あの人の、
ちょっと細めな
メガネ越しの瞳は
何故だかいつも、
懐かしい眼差しで。
ふとした瞬間に
目を細める仕草が
優しくて、柔らかくて、
まるで魔法のように、
わたしのすべてを
一瞬で包み込んでしまう。
哀しい過去も、
見えない未来も、
何故だか不思議と
すべてが浄化されて行く。
美しく、清らかに、
透きとおったものにしてくれる。
- 君の目を見つめると -
キミを想う
星空の下で
少しだけ触れた指も
ふと逸らした視線も
すべてが愛おしくて
すべてが尊すぎて
キミを想う
星空の下で
不意打ちの再会も
予想外の言の葉も
すべてが愛おしくて
すべてが尊すぎて
キラキラとひかり輝いて
丸裸にされたわたしの心は
このまま宇宙の果てまで
飛んで行ってしまいそうで
キミを想う
星空の下で
- 星空の下で -
- 1つだけ -
ひとつだけ、
願いが叶うとするならば
あなたと一緒に生きて行く未来が
ありますように・・・
ほかにはもう、
何も無くていいから
あんなに近くに居てくれて、
手を伸ばせば触れられる距離なのに
怖くて、
とてもそんな事すら出来ない。
近すぎて、ドキドキして、
息が苦しくなったくらいなのに
とても遠くて
心は届かないんだと思う。
あまりにも不意打ちで、
メガネをしないままだったから
表情も何もかもが
ボヤけた視界の中だったけど、
あの人に見つめられたわたしは
止めどない想いが溢れて
自分を見失ってしまう。
やさしく包み込んでくれるような
あなたの瞳に見つめられると、
わたしの気持ちは
止められなくなってしまう。
止まらなくなってしまう。
すべてを投げ出して、
甘えたくなってしまうよ…
- 見つめられると -