蒼月

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3/22/2023, 8:41:20 AM

孤独には、
生まれたときから慣れてる。

ひとりぼっちでいることに、
何の疑問も持たなかったし
それが当たり前だったから。


なのに 急に現れて

気持ちを掻き乱されて、
いつも心を揺さぶられて、
今までのように行かなくなって、

自分で自分じゃないみたい。


あなたがいなきゃダメで、
居てくれなくちゃダメで、

どうしようもなくなった。


あなたと一緒にいたい、
あなたとなら。



- 二人ぼっち -

3/19/2023, 2:02:23 PM

日曜の夜が更け行く。

他人(ひと)に頼れない頑固さと、
弱みを見せられない精一杯の強がりを
拗らせて、やり過ごして、

やっとの思いで 終わる週末。


明日は、ようやく また逢える。

五十数時間の空白に、
寂しすぎて目を背けながらも
あなたへの想いを傾けて。


日付変更線を跨いだら、あと少し。


顔を見たら きっと、
思い切り泣いてしまいそうだけど
ぐっと堪えて笑顔でいよう。

そうすれば きっと、
あなたは抱きしめてくれるから。

やさしく そっと、
頬を撫でてくれるから。


- 胸が高鳴る -

3/18/2023, 2:56:21 PM

身分、格差。
生まれ落ちた家や環境。

家族との繋がりから、
周囲の人間関係。

生まれた時代も、
何もかも。

違いすぎて、遠すぎて。


どれだけ想いを馳せても
追い付けないし、交わらない。

同じ旋律にすら乗ることさえない。


違いすぎて、遠すぎて。

不協和音を奏でるだけの、
そんな二人なんだよね。


わたしたちは
きっと、ずっと。



- 不条理 -

3/15/2023, 2:58:42 PM

やっぱり、
あなたのことが好き。

もう逢えないのかと思った。

どこか遠くへ行ってしまって
二度と声すら聴けないかもしれない、って
不安で、怖くて、仕方がなかった。


よかった。
ここにあなたがいてくれて。


ひとり不安で
タクシーに飛び乗ったけれど、

あなたが待っててくれたから
もう大丈夫、と素直に思える。


やっぱり、
あなたのことが好き。



星が溢れるこの夜に、
あなたの指が触れたこと。

あなたの瞳にわたしがいること。


星が溢れるこの夜に。



- 星が溢れる -

3/13/2023, 2:56:12 PM

カーステレオから流れる曲を
一緒に口ずさみながら
ふたりで過ごす
毎週末のドライブ

あのトンネルを抜けた先には
キラキラと一面に広がる青い海

何気ない会話も
ふとした瞬間の沈黙も
途中のコンビニで買うサイダーも

たのしくて
やわらかくて
あたたかくて
たいせつで

ずっと、ずっと、これからも
ずっと、ずっと、続きますよう


何も特別なことはいらないから


ずっと、ずっと、このままで
ずっと、ずっと、変わらぬままで

ずっと、ずっと、あなたの隣で


- ずっと隣で -

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