出逢うまで、
どんな景色を見てきたの?
どんな道を歩いてきたの?
そういえば、
何も知らないな…って
キミを想えば想うほど
遠く感じてしまうから
もっと知りたいんだ
キミのこと、もっと
- もっと知りたい -
また、いつか
訪れるのだろうか
夜が明ける碧色の憂鬱や
虚無感に苛まれる緋色の夕暮れも
光の遮られた漆黒の闇夜も
何もかも
眩しくあたたかく包み込んで払い除ける
やわらかな光の帷(とばり)が降りる日が。
氷のように
かたく冷たく
凍ったわたしの心が
雪解けのように溶ける日が。
また、いつの日か。
- 平穏な日常 -
一番遠くて、手に入らないもの。
どれだけ望んでも、
どれだけ願っても、
わたしには、手が届かないもの。
ただ、せめて
あのひとは、
それに守られますように。
あたたかな愛にそうっと包まれて、
心穏やかに日々過ごせますように。
- 愛と平和 -
振り返った足あとは、
どれもこれもしんどくて
出来ることなら
大きな消しゴムで
ゴシゴシ擦って
消してしまえたらどんなに良いだろう…
と つくづく、思う。
楽しかった日々も
あったんだろうけど、
そんな数少ない経験なんて
困難に直ぐ掻き消されてしまうから
「期待をしない事」が
いつの間にやら自分を守る唯一の、
当たり前の心構えになっている。
ひとりで背負うには、
到底 重過ぎて苦しいけれど
それが天命なんだろう、と。
そうすることが
自分の運命なんだろう、と。
他人のキレイゴトに触れるたび
どんどん心が蝕まれて、
どんどん孤独になっていく。
どこに向かうのかさえわからない
このさき、
今世の我が魂の旅路は
振り返ったところで
何も無いと
心に言い聞かせて
残りをすすむことにした。
ただ、ただ、無心に、
すすむしかないと思ってる。
- 過ぎ去った日々 -
正直に言えば、
自信がないけれど。
純粋に、真っ直ぐに、
キミを想う気持ちには
嘘も偽りもなくて
混じり気のない、
まっさらな、
ホンモノの光だってこと。
例えばそれが
キミを照らす、
道しるべになってくれるなら。
暗い海原にかがやく、
灯台のようになれたなら。
ほかの何にも変えられない
それが、
心からの「愛」なんだ と
そっと今、
キミだけには
伝えておきたいと思ってる。
- お金より大事なもの -