蒼月

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また、いつか
訪れるのだろうか

夜が明ける碧色の憂鬱や
虚無感に苛まれる緋色の夕暮れも
光の遮られた漆黒の闇夜も

何もかも

眩しくあたたかく包み込んで払い除ける
やわらかな光の帷(とばり)が降りる日が。


氷のように
かたく冷たく
凍ったわたしの心が

雪解けのように溶ける日が。


また、いつの日か。




- 平穏な日常 -

3/11/2023, 2:56:00 PM