11/9/2024, 1:54:10 AM
意味があること
意味がないこと
誰がわかるかそんなもん
勝手に決めつけられるなんて
勝手に決めつけるなんて
大きなお世話
赴くまま 行けばいい
赴くまま させればいい
11/5/2024, 3:44:02 PM
「ワハハハハ!」
TVから大勢の笑い声が聞こえてくる。
漫才師が観客を賑わせているのだ。
ソファに座っていた俺は、思わず笑って、妻の方を向いた。
シュッ。シュッ。
妻は、ダイニングのテーブルにへばりつくように、布を広げて作業をしている。線を書く折にチャコペンを布に走らせる音だ。作業をしている妻の顔は、恐ろしく無表情だった。
空中に放ってしまった自分の馬鹿笑いが、乾いてパラパラと落ちるようだ。
慌てて妻が怒りそうな今までの自分の所業を振り返る。
…どれだ?
考え得る全ての扉を開いたが、見つからない。まだ、自分が気付いていない妻の地雷への扉があるというのか…?
その時、パンッと定規を置く乾いた音がした。
「よし!一区切りついた!お昼ごはん何が良い?」
妻は清々しいほどの笑顔で俺の方を向いた。
リビングの窓から差し込む日差しが、暖かく感じられた。
11/4/2024, 3:19:53 PM
なになに?
今日のテーマは
『哀愁を誘う』
だと?
そんな物悲しい気分にさせる言葉など、俺はぜってぇ使わねぇ!
俺は「哀しみ」なんて言葉は似合わねぇ男よ!ポジティブシンキングな男なんだよぉ!
駅前は、今から家路につくであろう人々でごった返していた。
彼は、寒空の下、噴水広場の前でいきなり叫んだことになる。
突然、わけの分からないことを叫んだその男を、通りすがりの人々は訝しげに見ていた。
11/1/2024, 10:19:35 PM
「そんなものは、ないに違いない」
誰しもが分かっている。
生まれながらに肌で感じている。
時間は有限であり、また命にも限りがある。
人の心もまた、移ろいゆくものだ。
だからこそ、言葉にする。
「永遠に」と。