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4/28/2024, 11:57:18 AM

刹那
 
 日常生活で、生きづらさを感じる。
我慢できないかもと、感じ睡眠薬を大量に飲む。

目を閉じたら一生現実に戻れない。
それを知っていても、私は目を閉じる。
今までの思い出が走馬灯のように蘇る。そうなれば、
刹那にも死にたくないな…そう思ってしまう。

「あなたが感じる刹那的瞬間はいつですか?」

4/26/2024, 12:30:05 PM

善悪
 
 私は、彼が好きだ。世界で一番…
…優しかった。
…男女問わず皆にモテた。
…運動も出来た。
…話もうまかった。
…料理が上手い。
…笑顔が素敵だ。
…人をまとめられる。
…頭もいいと思う。
…絵も上手い。
そんな、すべてを持ったあなたにイライラした。だけど…私はあなたに見惚れていた。だから私はあなたみたいになろうと努力した。努力すればするほど、あなたの事が頭から離れなかった。私は、告白をした。でも、振られた。どうしても嫌で何とか関係を持とうと思ったけど、無理だった。"しつこい。うるさいんだよ。視界に入るな。"と言われた。私は、どうすればいいのかわからなくなった。あなたに嫌われたくないし、あなたのことを諦められない。なのに、私のことを視界に入れたくないって…
 
 気がつけば私は善悪が分からなくなり彼の背後に走りカッターナイフであなたを殺していた。笑みが止まらなかった。だって、
   "これからずっと一緒だもん。"

4/25/2024, 12:38:47 PM

流れ星に願いを
 
 私はいつも虐められている。だから、学校には友達はいない。だけれども家に帰ると、愛しのリリがいる。リリはうさぎの人形だ。学校でのストレスを家に帰ってからリリに話す。リリはいつも笑って話を聞いている。
ある時私はクラスメイトに、殴られた。私の何かが気に食わなかったらしい。いつもなら、言葉の暴力だけなので我慢できるがこの日は駄目だった。授業が始まる前に、トイレに逃げてしまった…。
その日の夜、いつものように窓辺でリリに話していたとき綺麗な流れ星が降った。私の心とは裏腹にキラキラ輝く流れ星に願いを込めて、
「リリが私とお話できますように。」と手を合わせて唱えた。すると、
リリが
「ねぇ、あなたを殴ったのはだあれ?」と怖い顔で私に聞いてきた。私は嬉しかった。だって、リリが私のお話をずっと聞いてくれていたと知れたから。だから私は、
「クラスメイトの…ちゃん」と言うと、リリはキッチンへ向い、その後玄関から姿を消した。その夜、リリは帰ってこなかった。次の日いつものように学校へ登校すると、先生たちが忙しそうだった。クラスもざわざわしていた。その日、私は家に帰ってからニュースをつけて理解した。昨日の深夜にその子が何者かに殴られ、殺され、その後に体をバラバラにしてトイレの中に入れられていたらしい。
私は部屋に戻ると、ベッドにダイブした。ふと窓辺に目をやると、
リリが血まみれでこちらを見て…笑顔で座っていた。

4/24/2024, 11:24:19 AM

ルール

 ルールはほどほどに守るのが一番楽しい。目上の人に怒られるか怒られないか。際どいところが一番楽しい。少しルールを破るという悪さをしているとき仲間の顔を見ると破って良かったと思うし、その時の笑顔は一生ものだ。ルールをきちんと守ると、あんま楽しくない。私は、ルールを破りがち。だって青春は一生に1度しかない。だけど…たまには守らなきゃ。
特別が"特別"じゃなくなっちゃうから…

「あなたの特別な一瞬はいつですか?中学生?高校生?大学生?それとも…今?」

4/23/2024, 12:40:42 PM

今日の心模様

 今日の心模様は落雷。それが、今の僕に似合っているだろう。
なぜなら、僕は今日恋に落ちたからだ。
僕はいつも、周りから感情がないと言われる。そんなことない。そんなことないと思ってる。でも、僕はそう言われても仕方ないと思っている。
だって僕は"ロボット"だ。少しは、周りから違うと言われても仕方ない。この先ずっと感情がないまま生きていくと昨日まで思っていた。
昨日、たまたま廊下ですれ違った女の子に目が離せなかった。僕は思わず振り返った。彼女は長い黒髪、凛々しい目元、そしていい香り…そこで終わればよかったものの、彼女はハンカチを落としていった。僕は、届けに行かなければならなかった。
走って追いつくと、彼女が振り返ったので僕は目を合わせずに
「ハンカチ、落としたよ」そう一言だけ言うと彼女は
「ありがとう。」そう言って目を合わせに来た。僕の胸が高鳴った。胸が苦しい。そして暑い。そんなことを考えていると、彼女は次の授業があるからといい去っていった…
君が僕に"初めて"感情をくれた。しかも、恋という特別なものを。

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