MIKU

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8/29/2024, 1:04:00 PM

#言葉はいらない・・・ただ


「ごめんね」

悲しい声で言わないで。

僕は、あともう少しでこの世界から旅立つ。

体のだるさ、目を開けるのも大変だ。

僕は、今大切な家族に囲まれている。

幸せだな( ´͈ ᵕ `͈ )

だけど、神様もう少しだけ時間をください。

僕の大切な家族を泣かせたまま行けないんです。

「ごめんね、リンごめん」

違うよ、

ごめんなんかじゃない。

謝らないで、

言葉はいらない・・・ただ笑顔になって?

あばよくば、僕が居なくなってもたまにでいいから思い出して。

たまにでいい、

僕は、最後の力を振り絞って君の涙を舐めた。

〝ワンッ〟

「幸せだったよ。」


8/28/2024, 12:25:46 PM

#突然の君の訪問

僕は、ある女の人に恋をした。

でも、僕は女の人に恋をしてはいけない。

もし、恋がかなったとしても僕は絶対に自分を恨むだろう。

泣くだろう。

そう思ってたのに

「こんにちは」

げっそりとした顔で言った。

僕は悔しさと悲しみの籠った涙を抑えるので。大変だった。

僕は、ずっと見守っていたのに。

助けることが、出来なかった。

そして、君は泣きそうな声で、





「私は、死んだんですか?」

僕は、言った。

「あぁ、そうだ。」

彼女が、居たのは少し薄暗い病室だ。

そこの鏡にうつる、自分をみた。


全身は真っ黒なローブを着て、
顔は白いお面のようで。

大きな鎌を持っている。

「あなたは、死神ですか?」

聞きたくなかった単語だ。

「そうだよ」

そう、僕は死神だ。

そして、僕の仕事は人の最後を狩るのことだ。

なのだけど、なんだけど。

生きていて欲しかった。

「お前はもう少し生きろ、」

僕は、彼女を押した。

「きっと、こんなことをしたら」

「生きていけないよなw」

それでもいい、だって。


君の突然の訪問は、まだ先のはずだから。

8/27/2024, 2:40:12 PM

#雨に佇む

最愛の人を無くした。

病気で少しづつ弱ってはいたが、まさか。

亡くなるなんて、

まだ、行きたい場所一緒に食べたかったもの。

まだまだあったよ?

でも、1番思っているのは君なんだろう。

今日は、寄りにもよってきみの嫌いな雨だ。

「ごめん、今日だけは雨に肩を借りるね」

そうすれば、出したくもない目からの水が分からないから。

「もう少しだけ、ここに居させて。」

8/26/2024, 1:17:00 PM

#私の日記帳

私の最近の日課は、一日の終わりに日記を書くことだ。

いつも、今日何があったかじっくりと考えられてその時間は本当の私を見ることが出来る気がした。

今日は学校で先生に

「橋本ここの問題また間違えているぞ」

と怒られてしまった。

それを家族に愚痴ったら家族はとても悲しい顔をしてしまった。

やってしまった。

そんな顔されるなら自分の中で留めて置けばよかった。

この出来事は書かなくてもいいか。

忘れた方が幸せだ。

私はきっと明日の朝この日記を見て泣くだろう。

私の6年の記憶がここにしか入っていないのだから。

「覚えておきたい。」

8/25/2024, 10:37:49 AM

#向かい合わせ

ベランダからみえるあの子、いつも目が合う

もしかして、僕のこと!

なんてね、冴えない僕が。

あんなに綺麗な髪を持って、大きなお目日に当たると透き通った青色。

君は、いつも無表情で何を考えているのか分からない。

でも、そんなところも引かれる。

もし、あのこと付き合えたら僕は人生で1番自信あることになるだろう。

よし、まずは身なりを整えよう!
もう少し筋肉をつけよう!

僕は、真っ黒い毛に黄色目。

姿勢を伸ばしてしっぽを上げて気合いをあげるために鳴いた。




「にゃん」

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