7/29/2024, 10:02:09 AM
嵐が来ようとも
推しのライブにだけは行く。
絶対に、死んでも行ってやる。
確固たる意思を持って、布団に潜るライブ1日前。
無事ライブは晴天だったそうな
7/28/2024, 10:57:39 AM
お祭り
目を奪われるようにきらきらと煌めく提灯や、鮮やかな音色の太鼓ばやしに囲まれる。
それが何だか心地が良くて、ついつい用もないのに長居をしてしまった。
両手いっぱいにたこ焼き、りんご飴、イカ焼きにヨーヨー、果てはぬいぐるみを抱えて、帰路へとつく。
あぁ、まぁたお祭りで散財してしまった。これから少し先はお金の使い方を考えないと───
そう思いながら、僕は家へと急ぐのだった。
7/27/2024, 12:25:36 PM
神様が舞い降りてきて、こう言った
『あなたはここで死んで、良いのですか?』
あぁいいさ、いいに決まってる。
別に生きていたっていいことはないし、意味もない。
それならば苦痛も何も無い世界で生きている方がよっぽどマシだ。
言って、僕は首に縄をかけ───
覚悟決めたヤツにンなこと言っても無駄なんだよ、今まで助けてくれなかったくせに
そう吐き捨てて、椅子を蹴った。
7/26/2024, 1:38:59 PM
誰かのためになるならば
僕は命だって投げ出そう。だって、どうせ生きていたって無駄に消費されるだけの命を人助けのために使えるなんてとても素敵なことじゃないか。
でも何故だろうね?周りはそれを否定する。
そんなに、僕の考えは間違っているのだろうか?
7/25/2024, 2:12:56 PM
鳥かご
そう言っても相違ないほど、彼の世界は狭かった。
数式や勉強に関すること以外何も知らない、無知な頭で生きてきた。
でもそれも、一ヶ月前に変わった。
たくさん色んな場所へ行った。たくさん色んなものを食べた。たくさん、たくさん、初めてを知って行った。
今の彼はもう籠の鳥では無い。
自由を知って、何処へでも飛んでいける鳥なのだ。