子供の頃は
何もわかってなかった。
何も知らなかった。
何をさせても不器用で、
歩けば何もなくても転ぶ。
何かを覚えるのも遅くて、
字を書くのは大の苦手。
運動も苦手。
そしてかなりの怖がり。
そんな子供だった。
長所は、心の底から毎日が楽しいと笑えていたこと。
なにか嫌なことをされても、楽しかった!と、笑ってた。
知らなさすぎて気付かなかった事もあったのだろう。
あとは、できないなりに必死に努力できたこと。
字が苦手で覚えられないからノートに書いた
ページも手も真っ黒になるまで書いた。
運動はもっと苦手だった。
でも、やらないを選ばなかった。
自分なりに伸びていって、いつしか最下位から真ん中より少し下くらいにはなった。
そんな子供が少し成長した今、
やっぱり怖がりで不器用でよく怪我をする。
でも、努力できることが長所、なんて考えながら出来ないことも頑張ってる。
苦手なことも取り繕える。
かなり、背伸びしてるだけだけど。
あと、楽しさを求めるのは変わらない。
楽しければ嫌なことも、まあ、いいか。になるから。
全く変わらない。
ただ、心の底からが少なくなっただけ。
日常
全て同じことの繰り返し。
起きて、家を出て、帰って、寝る。
でも、そう思うと全く楽しくなかった。
だから、日時イコール非日常と考えることにした。
今日も明日も少し違う。
つぼみだった花が咲いたり。
夕焼けが綺麗だったり。
本を読んだり。
たまには(方向音痴のため)冒険をしたり(迷子)。
欲しかったものが手に入ったり。
もちろん嫌なこともある。
よく考えたら、少しづつ違って。
それで、毎日寝る前に
「より毎日を楽しくするには」
を考えながら寝る。
これが日常。
好きな色
好きな色はピンク。
これはずっと変わらない。
ピンクの中でも淡い方が好きだ。
例えば、桜のような。
優しい感じがするから。
自分の文具を見る。
ピンク、薄紫、ワインレッド。
なぜだかこの三種類の色が多い。
その三種の中でもピンクは圧倒的だった。
私はピンクが好き。
もちろん他の色も素敵だけど、
思い出も多い色でもあるから尚更好き。
あなたがいたから
あのとき、あなたがいたから
もう少しだけ、頑張ってみようと思った。
本当は疲れ果てて、全部投げ出したかったけれど。
あのとき、あなたがいたから
あんなの気にせず、自分らしくいればいいって気づけた。
あのとき、あなたがいなければ
きっと今、暗闇の中。
あのとき、あなたがいたから
光の射す、色の鮮やかな世界にいる。
相合傘
「あ、雨だ」
「えっ、私傘持ってない」
「入る?」
そんなやり取りをよく友達としていたのを思い出す。
私が貸すことも、借りることもあった。
結局、家につく頃には二人とも濡れてたっけ。
でも、楽しかった。
二人共傘があると、距離があいて話しづらいけど、
相合傘ならいつも通り話しながら帰れるから。