岐路
あなたはある旅人。
人生という意味不明な道を歩き、次の目的地、次の目的地を目指している。
道はあるようなないような不確定なもので、
目的地にたどり着けたらどこを歩いても良しとする。
つまり、最短距離を真っ直ぐ行くも、
安全優先で舗装された道を歩くも、
危険な断崖絶壁を選んでも、
気分で水の中を泳いだり山に入ったり一休みしても
目的地に着けばどこを歩いてもいい。
さて、あなたは岐路に立っている。
右にはかわりのない、今よりもいいわけでも悪いわけでもない道。つまり安全重視。
左には、霧のかかったよくわからない道。
今より良くなるかもしれないし、悪くなるかもしれない。
より良くするために、リスクを負うならこれ。
真っ直ぐ行けば、草を分け入ることになるが最短距離。
横には茶店。
休憩して考えるなら店に入る。
そして、もう一つ。
道や、草、店でなく、
ただ思うがまま水の中、花畑の中、山の中、溝の中、家の敷地から茨の道、さらには空を飛んでみるなど最短でもないし、道ですらないし、意味不明な選択肢。
あなたならどれを進む?
私は緊急性や、重要性がなければ気分。
もし、大切な選択ならとりあえず茶店で考える。
早くしなきゃいけないなら右、もしくは最短。
を選んでいる。
後悔はいくらでもある。
けれども、全体的にはまあ、よしとしている。
だって、後悔しても
その時岐路に立ってそれを選んだ、
すなわち、未来を知らない自分はそれを最善として選択したということ。
未来なんて知ることはできない。
だから結局その時岐路に立ったときは同じ選択をしていると思うから。
もしも、を考えるのは楽しいけど
それで気分が落ちるのならばそう考えている。
さあ、あなたは岐路に立っている。
私も岐路に立っている。
今できるだけの最善の道は?
道の先には何があるのか分からない。
世界の終わりに君と
何か特別なんていらない。
だから、ただいつも通り
意味のないくだらない、
けれどもとても楽しい話をして、
いつも通り、少しドッキリをしてみたり
そんないつも通りを
世界の終わりに君と過ごしたい。
最悪
少しでも予想外が起こると慌てる。
慌てすぎてパニックになる。
そしてまた大失敗。
あまり流行りに興味がない。
話にのれない。
また孤立。
強く出るのが怖い。
だからなめられる。
あーあ、嫌だ。
うっかりしている部分がある。
だから何かと忘れてる。
今日も忘れていた。
注意力が足りない。
また、頭をぶつける。
痛い。
ほら、こうやって日々の一部分を切り取ると
碌な事がない、最悪だ。
けれども案外毎日楽しい。
パニックは最近頑張って少なくなった。
孤立は元々一人も好きだし、
無理しなくてもそのままでもいてくれる友達がいる。
なめられるのはそういう人種なんだな。で解決。
うっかりしてるのはメモしたり、余裕を持って行動してどうにかしてる。
注意力が足りないのは確かめながら動いたり、ながらを減らしたら少しはマシになった。
だからとても最悪でたまには心がぽっきり折れそうだけど
結局、最高でなんだかんだ好きな日々である。
最悪で、最高。
誰にも言えない秘密
ある。
もちろんここには書かない。
「誰にも言えない」から。
狭い部屋
狭い部屋に自分の「好き」をギュッと詰め込んで
落ち着く部屋の出来上がり。
ただただ広い部屋よりも、
狭い部屋のほうがほっとする。
一番好きな自分の部屋。