5/31/2025, 10:33:12 AM
勝ち負けなんて意味ない
真っ黒な肺に
湧き出る飲酒欲
朝5時に家を出て
帰ってくるのは10時過ぎ
週3でそれ以上の労働
4年付き合った彼女は他の男に取られて
拾ってきた大事な犬は虹を走った
でもあいつが居なくなってから
前より財布は厚みがある
その厚みに安心して感謝している。
我ながらクソだと思う
俺の人生は勝ちを知らない。
5/15/2025, 8:42:55 AM
上と下がいないと役に立たない
中間管理職な俺
上からの無理難題を
噛み砕きまくって下に流す
下からの要望を上に移して
上から下への嫌な愚痴を見に受け止める
要望が受理されないと下からのヘイトが
一身にぶち込まれる俺
人間関係みたいな現代社会
現代社会な人間関係
退勤ラッシュから1つズレた時間に乗った電車は
いつもより人が少ないのに
回ってくる酸素は嫌に不味かった
4/27/2025, 1:08:29 PM
ふ、とした。
身に宿るのは瞬間的で
長期的な煩悩
見つけたのは変わらない現状
閃いて諦めて 壊して失う
これが人生と言い聞かせて
僕は今日も目をつぶる
4/19/2025, 1:14:55 AM
夜をこえて明日の物語を始める時
私はきっと朝日を拒むでしょう
星を見て自分を嘲笑い
まだ光るビルを見て安心感を得る
流星群からこぼれ落ちた星の1つが
私でなければ幸せだったのにと
何度思って息を吐いたか
目から放り出された涙が
人を救うように
私もそうなってみたかったものである
物語はまだ始まらない
きっともう始まらない。
4/17/2025, 10:08:56 AM
遠くで叫んだ君の声が
随分近くで耳を通った
僕の名前が聞こえた気がする
念の為小さく振り返ると案の定僕で
君との距離はさっきよりも随分近かった
具体的に言うとスリッパ2個分くらい
単純に嬉しくて
不安定に高鳴る心臓が痛くて心地よかった
僕の全てを知って欲しくて
それでもダサい僕に気づいて欲しくない
矛盾する心と素直な顔色な僕
弄ぶように笑うあの子
青春から溢れたくすぐったい2人