6/30/2025, 10:34:53 AM
カーテンが隠したのは眩しいほどの太陽
少し曇った青空
家の前を歩く他人の視線
スカートが隠したのはあの子の綺麗な脚
思い出せない顔
僕という他人が送る視線
カーテンから香る冷めた春の匂い
スカートというか、君から香る
冷めきった桜の匂い
遠くて近い既視感
長くて速い時の流れ
リセットされないあの記憶
見つけたのは変わらない僕でした。
6/28/2025, 3:33:15 PM
暑くて
ダルくて
風が涼しくて
悔しくて
楽しくて
苦しくて
取り返しがつかなくなって
僕は夏の気配に少し寒さを感じた
暑すぎるくらいの寒さを感じたかった
6/17/2025, 2:12:07 PM
一生絶対届かないのに
あなたと並んでいたい
届かなくても近くに居たい。
あなたにこの事を伝えても
笑って頭を撫でるでしょ
それが嬉しくもムカついちゃう
本気よ
私本気なのよ
でもいいわ
届かないわよ
あなたへの気持ちも愛も
私の方が上だから
一生絶対届かない
6/11/2025, 1:04:44 PM
雨音に包まれた君の声は
雨のせいか
やけに冷たい君の手のせいか
本能が拒否するくらい理解しがたかった。
雨なのか、涙なのか
寒さなのか、君なのか
それなら僕の気持ちも
この雨音に包んでもらおう。
傘はさしていないのに
やけに内側は乾いていた。
6/2/2025, 11:52:37 AM
Hateの雨の中
傘さして2人濡れないように
身を寄せあってテレパシー
君は1人を愛し続ける偏愛的な人格
僕はいい言い方をすると博愛的な人格
傘の中で2人寄り添っているのに
結局脳の奥なんて届きやしない
腹の底を探り合って
相手の思考を読みあって共鳴し合う
傘の中の秘密
雨で濡れた手を、取り合えた気でいた