11/29/2024, 3:11:21 AM
あんたのギターが聴こえた
頭が痛い9月の半ばアタシ達は解散した
苦しい現実を明るくする為に始めたバンド
結局現実に囚われていたのはアタシたちで
そんな現実に頼っていたのもアタシたちだった
ノイキャンをつけても聞こえる
聞こえたのはあの頃の音か今の音か
はたまた己の本音か。
終わらないで欲しかった9月と頭痛
鎖となったギターの音
11/26/2024, 11:06:57 AM
重い体
溶けるような目
ほのかに香る優しい匂い
これらを兼ね揃えた君は
きっと誰よりも妖艶
君の熱が僕に移って
微熱を纏って熱を上げていく。
垂れ流しのテレビが止まるまで
君に酔う事にしよう
11/23/2024, 10:59:07 AM
火に集まった虫が
焼かれて落ちていく
私と同じだと思った
質のいい才を持ったもの
時代に必死で喰らいつく私
才に焦がれて落ちていく
火を消すか
虫を救うか
どちらも自滅だろう
11/23/2024, 1:51:13 AM
夫婦
恋人
友達
親友
どこにも当てはまらなかった僕達は
大人の階段をどこかで躓いていた
時計の針が進もうとて
進まない僕らが追いかけても意味が無いように
この関係に名前を付けるのもきっと意味は無い
現実逃避ではない
終わりが近い僕たちの少しの寄り道だ
11/18/2024, 2:54:16 PM
たくさんの想い出を背負って
たくさんの人からのプレッシャーを受け止めて
たくさんの傷をその心に負ったんでしょ
あんたみたいな人はきっといつか報われる
とか皆言ってるけど
実際、そんな都合がいい様にはならない
俺がそうだからだ
これは実体験だわさ
あんたもきっとそうや
地獄の業火を浴びながら落ちても尚
堕ち続けよう