8/9/2024, 1:41:43 PM
上手くいかなくたっていい
上手くいきますように。
テレビでオリンピックを観ながら思う。
きっと彼らはものすごく頑張ってきたんだろうから。
でもあの人たちの家族は、
上手くいかなかったとしても、
どうかケガなく無事で帰ってきてと、
祈りにも似た気持ちで思うのだろう。
8/8/2024, 4:46:47 PM
蝶よ花よ
あの娘たちはどこへ行ったのだろう。
蝶よ花よと愛されて、甘やかされた娘たち。
流れる時の狭間に消えて、
もう戻らないのか。
幸せは誰かが差し出してくれるものと
信じて疑わなかった滑らかな細い指先は。
8/8/2024, 9:17:35 AM
最初から決まってた
最初から決まってたよと、
変えることなんてできないよと、
いっそそう言ってくれるのなら、
何もかもあきらめて
楽になれるかもしれないのに。
ほんの少しの希望が、逆に辛くなる。
8/6/2024, 9:28:12 AM
鐘の音
「ねえ、どんな鐘の音かなあ?」
青空に鳴り響く鐘の音を想像しながら、
隣でスマホチェックをする彼に問いかける。
「え、鐘? ……除夜の鐘のこと?」
彼はきょとんとして私を見る。
いや、何でだよ! と心のなかで突っ込んだ。
「季節が違う! 今ごろ除夜の鐘の話なんかしないって!
来月、結婚式だよ!
この場合、チャペルのウエディングベルに決まってるでしょー!」
わあわあと喚く私に、眉を下げた困り顔の彼。
「決まってる、のか…?」
カワイイと思ってしまう。そういうところも好きだけどねっ。
8/5/2024, 8:16:07 AM
つまらないことでも
あなたにとってつまらないことでも、
私にとっては大切なこと。
私にとってつまらないことでも、
あなたにとってはこだわりたいこと。
めんどうだと思いながら、
どうにかこうにかやっていく。
一緒にいるなら。