月に願いを
今夜は月が綺麗ですね。
それは、I love youの意訳らしいけど、
その人は、
たった一人の夜、月を見上げて、
願ったことがあるのかもしれないね。
どうかあなたにこの想いが届きますようにと。
降り止まない雨
予定のない日なら、降り止まない雨は悪くなくて、
降り続く雨の音を、家の中から聞いている。
窓から外を覗くと、
家の周りに好きなように植えた
ゼラニウムやトマト、ローズマリーの葉が濡れて、
つやつやと気持ちよさそうだ。
雨だからどこにも行けないねと言い訳して、
私は引きこもっている。
そんな雨の日。
透明
透明と言われたら、
「限りなく透明に近いブルー」と思ってしまう。
村上龍氏の有名な小説のタイトルですね。
最初に聞いた時、なんて素敵なタイトルだろうと思いました。
儚くて、凛と張りつめたような美しさもあって。
こんな言葉を生み出せるなんて、作家ってすごいなあと感動した覚えがあります。
実は小説は読んでいません。
かなり殺伐とした内容だと知り、タイトルから自分がイメージした内容とはかけ離れていて、その頃はイメージを壊されたくなかったんですよね。
でも私も随分大人になったので、そろそろ読んでみようかな。
何十年ぶりかのタイムカプセルみたいに。
後悔
もっといろいろトライすればよかった、
という後悔を少ししている。
年をとるほど、やってしまった後悔より、
もっとやっとけばよかった、という気持ちが増える。失敗は笑い話のネタになるし。
娘には、自分の力を見くびらないで、望みを高くしていいんだよと伝えたい。
そして、私ももう一度、ほんの少しでも背伸びをしてみようかな。
子供のままで
子供のままでいたいってよく言うけれど、
私はそうは思わないな。
苦しいこともキツいことも結構あっても、
大人になってからの方が人生は絶対楽しい。
甘いものばかりじゃなくて、
苦みがあるものも美味しくなるの。
そういうふうに思う人、いないかな?