8/21/2023, 10:15:42 AM
鳥のように
鳥のように、空を飛べなくてもいい。
軽やかな生き方はできなくてもいい。
ただ全力で、地面を蹴って跳ぼう。
8/20/2023, 11:50:12 AM
さよならを言う前に
どうせ離れるなら、好きにならないでおこうと思った。
傷つくのが怖くて、好きな気持ちを素直に示すことができなかった。自信のない弱かったわたし。
あれから歳を重ねた。
時の魔法はゆっくりとわたしを育て、いまは大事な人に好きと伝えられるようになった。優しくしたい。いつまでも近くにいられるわけじゃないから。
あなたが好きです。何度でもこの気持ちを贈ります。あなたに会えて良かった。心の底からそう思っています。
さよならを言う前になったとしても、
そう言える自分がとても嬉しいのです。
8/20/2023, 6:31:04 AM
『空模様』
ジリジリと肌を灼く痛いような日差し。
晴れ渡る夏の青空は、吸い込まれそうなくらい色鮮やかだけど、その下で暮らすヒトは暑さで息をするのさえ苦しくなっている。
エアコンを効かせた車の窓に馴染みの公園が見えてきた。木々の緑が濃く、夏の光に溢れている。
でも人影はない。
まるで時間が止まっているみたいだ。
一旦緩んだ車の速度がまた上がり、奇妙な景色はすぐ窓から見えなくなっていった。