君と歩いた道


一緒に歩いた道は今も続いて
そこに変わらずある
周りに景色を変えても
その道はずっとある
なのに

君だけがいないんだなんて

水たまりに映る空

地面と水がきれいな証拠
あと、それに気がつく余裕がある証拠

最近は蚊ばかり気になって⋯

約束だよ


大体は守れない
破るつもりもなかったのに
果たされない

ゴメン

いつもその記憶に謝罪する

傘の中の秘密

⋯穴空いとる⋯

まだ続く物語


自分より後の世代。これからの物語ではなく
まだ続く物語
その視点ではきっとこれ以上語られることがない世界
想像におまかせされる
この続きはあなたの中で、の世界
語っても分かりきってるだろうけど
その先を語るには時間が足りない
そして僕はきっとその世界に
置いていかれてしまう
僕は、きっとその世界を、見送り、知らない日が来る