お題 たくさんの想い出
年を重ねるだけ積もっていく想い出。
想い出には様々な種類がある。
楽しいばかりじゃないからだ。
辛い想い出が強すぎると、楽しかった想い出が出てこなくなる。
だけど楽しい想い出だって探せばどこかにあるはずだ。辛さが強すぎて直ぐに出てこないだけだ。
楽しい想い出を探すんだ。君にも見つかるよ。
だって生きてきた分の想い出が、たくさん眠っているからね。掘り起こしてみようよ。
お題 冬になったら
おこたでみかん。なんか昭和な考えだな〜
でもほっこりするから大好きだ。
身体がぬくもると気持ちも温まる。
だからおこたでみかんを頬張りながらのんびり過ごしていたい。
冬の特権だな~
お題 はなればなれ
せっかく出逢えたと言うのに、あなたとわたしはまた、はなればなれになった。
はなればなれとは、実際の距離ではない。心理的な距離だ。
全世界に疫病が流行り、会いに行きたくても会いに行けない。そんな辛い日々が続いた。
これこそ本来のはなればなれだ。辛くて切ない。
もううんざりだ。二度と会えない辛さを味わいたくない。
会いに行きたい。離れたくない。このままだと心までもはなればなれになる。
はなればなれだなんて大嫌いだ。いつまでも一緒にいたい。
お題 子猫
可愛らしい女性の事を子猫ちゃんと言う人はもういないだろう。だって気持ち悪いじゃないか。なにが「子猫ちゃ〜ん」だ。吐き気がする。
本来の子猫のような愛くるしい女性とは、ただ単に愛想を振りまくのではなく、細やかな配慮をごく自然と出来る人だ。
皆から愛されキャラになるには、普段からの姿勢が大事だ。一長一短には出来やしない。
そんな子猫のような女性になるにはなかなか難しいが、せめて相手に配慮が出来るようになりたい。
お題 秋風
秋風。単に秋に吹く風だと思っていたが、実は検索してみたら違う意味を見つけた。
それは「秋」を「飽き」とかけ、男女の恋が冷めていくさまという意味にもなるらしい。
「女心と秋の空」から通じていくような。
そう、俺は昨日フラレたばかり。一時の気の迷いとかなんとか言われて。
全く以って女心は解らない。突然木枯らしが吹き荒れるように、彼女は俺の元を去っていった。
彼女はこう言い放ったのだ。
「あなたは私の事なんてちっとも理解出来ないんだから」
理解なんて出来ないよ。俺は俺であって彼女じゃない。彼女だって俺じゃない。ましてや男と女なんだし、理解不能に決まってる。
彼女の飽きっぽさ、気の変わりようときたら、俺は常に振り回されっぱなしだった。
良く言えば天真爛漫、だが我儘し放題の悪女だった。
俺の見る目が悪かった。そうとしか思えない。
そんな事をぐだぐだ考える俺に、木枯らしが勢いよく吹きつけた。秋風な恋なんてたくさんだ。