11/11/2024, 10:30:28 AM
私には翼があった
けれどいつからかそれは飾りみたいに
動かすことも出来なくなった
天使でも人間でも悪魔でもない
私を好きになる存在はいなかった
玩具のようだと思った
壊れた玩具のようだと
泣き方を知らなかったから
哀しみさえ知らなかった
ただ飛べない翼は
私の命を蝕んでいた
この翼を動かせる日はくるのだろうか
光さえない毎日に私は身体を動かすことさえ
やめていた
そんな私を救う存在が現れるのは
もっとずっと後の話
11/10/2024, 12:32:55 PM
ススキの葉が天に向かって咲いている
秋から冬へ移り変わるその様は
きっと自然ともの寂しくも感じるだろう
綺麗だと笑うことさえ叶わなかった僕だ
優しさを優しさと理解出来なかった私だ
僕が私がいつか天高く飛べる様を
誰かは願っているのだろうか
11/9/2024, 10:56:19 AM
脳裏に過ぎるのは君の横顔
酷く綺麗な君の横顔を
カメラに納めようと携帯を向けたら
君が笑ってこっちを向く
愛おしくて私も笑って口付けをした
それがいつもだった
1人の夜を越えられるのは
君との過去と今と未来があるから
愛しているを
飾り気のない後何回伝えられるかな
11/8/2024, 10:33:56 AM
生きていて意味がないことなんてきっとない
1日をたとえば怠くて動かせなかったとしても
たとえば本を読んで人には会わずに過ごすことにも
誰かと喧嘩をしたり言い合いをしたりすることも
しにたいと願ったいつかがあったことも
周りから見て意味があるかどうかはどうでもいい
自分にとって意味があるならそれでいい
いつだってそれを言い聞かせて生きてる
11/7/2024, 10:04:05 AM
あなたがわたしを見ている
わたしはあなたを見ている
けれど次第に隣にいることを信じて
お互いが前を向く
同じ方向を見るようになる
繋いだ手は離さないままで
ずっと繋いでいけることを
欠片も疑わずに
あなたとわたしは
広くてちっぽけな世界で
ただふたり愛し合うように生き合っている