棗_元 涙空

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11/6/2024, 10:23:34 AM

肌に何かが当たる
最初は雨なのだと思った
天気雨だろうかと
だけど空を見上げても雨雲も降り注ぐものもない
顔を上げた
大切な君が泣いていた
瞳と声を濡らして
私の頬まで濡らしていた
何でかはわからないけれど
余りにも優しいその雫を
私は柔らかい雨みたいだと思ったのだ

11/5/2024, 10:11:14 AM

私の一筋の光はなんだろう
ずっと君だけだと思っていたし
今も君は光なのだけれど
自分だけの光は
そうだなぁ
読みたい本があることかな
本を読むためなら大抵のことは頑張れる
読めないのは苦しい
私の一筋の光は
君と本だね

11/4/2024, 10:08:43 AM

短かった秋が終わり冬の風を感じる
冷たい風が頬を流れる
あと二ヶ月と少しで今年が終わるのだと
そんなことを考えて
寂しくもあるし
満たされていたとも思う
新しく出来た目標に向かって邁進して
生きていくことを楽しく思う
そんな日が私にくるなんて
少し前までは思わなかったなぁ
哀愁を誘う秋と冬を繋ぐ風は
私を明日に連れて行ってくれるかな

11/3/2024, 10:50:49 AM

鏡の中の自分が笑っていた
私は笑ってなんかいないのに
鏡の中では微笑んでいた
ああ、でも幸せな気持ちには違いないから
これは心を映しているんだろう
瞳みたいだなと思った
瞳は心を映す鏡だという
私の瞳にはどんな心が映っているかな
幸せならいいとそう思った

11/2/2024, 12:02:02 PM

眠りにつく前にいつも思うこと
今日私は何が出来て何が出来なかったんだろう
誰を想い何を思い何を憶ったろう
何に自分を変えられたろう
何が誰を変えたろう
私は生きていて何になれるだろう

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