夜明け前ふと考えることがある
カーテンに照らされる夜明けの光が眩しくて
ふと目を閉じながら考えるのは
どうして人は夢を見るのだろうということ
寝ている時に見る夢でもいいし
将来の夢という意味でもいい
どうして人は夢を見て
どうして叶ったり敵わなかったりするそれに
一生懸命になれるのかと
夜が明けるのが怖いのは夢が覚めるのが嫌だからなんじゃないかな
夢を見て悪夢に魘されてまた夢を見て
そんなに一生懸命になるのは
きっと夢がある方が人は頑張れるからなんだよね
夢でも悪夢でも将来の目標でもいい
人は過去から未来に進むから
だからきっと夜明けを怖がりながらも
前に進もうとするんだろうな
今まで色んな人を好きになって
色んな人と付き合ってきたけれど
私が本気で恋をしていたのは
今の恋人が2人目なんだと思う
あの頃誰より好きだった人がいた
けれど一緒にはいられなかった
それから出逢った人たちは私より大切なものを大切にしていた
だから今の人が一番なのだ
一番好きになって一番愛してくれる人
ちゃんと私に向き合ってくれる素敵な人
あの頃生涯で最後の恋だとずっと思っていたけれど
あれが最後だったなら今の人には出逢えなかった
だから私は君を最後にする
誰よりも愛して誰よりも幸せに
今日も君が好きだよ
本気という言葉じゃ足りないくらいに
カレンダーに記した記念日を
毎日楽しみにしながら日々を過ごす
思えば君との日々が増えていって
君との日々を思い返す中
どうしてか私は昔より笑うことが増えたなと思う
どうしても何も君が笑ってくれるからなのだけれど
今月で付き合って一年の記念日
特別な日じゃなくていい
ただ2人でいれるなら嬉しい限り
大切にしているものが失くなった時
何かを忘れた時
誰かと別れた時
途轍もない喪失感に襲われるのは何故だろう
元々自分のものであったわけでもないのに
与えられて大切にしていたものなのに
いつからか自分のものだと思っていたのだろうか
喪失感なんていうけれど
そもそも私に心はあるのだろうか
なんてことをつらつらと考える
世界にたった一つだけ何かを求めるなら
あなたは何を求めますか
お金?友情?愛情?居場所?あらゆる感情?
そのすべてが手に入るとしたら
それでもたった一つだけを選ばなければいけないのなら
私なら愛情を求める
誰にでも何にでも施せる愛情
友愛、親愛、敬愛、寵愛、恋愛、
いろんな愛情をたった一つとして
私は愛情を求めよう
愛情がなければ心は実らないから