6/1/2025, 11:21:09 PM
「雨上がりの夜空に」と清志郎が唄う。
雨はいつか上がるんだな。
雨が上がるのを待つことが、肝心なんだ。
だけど雨が上がったら、お気に入りの傘のことも忘れて
彼女は出かけて行くんだ。
雨の中を一緒に過ごした時間も忘れるんだろうな、きっと。
清志郎、教えて欲しい。こんな夜に彼女に逢えない気持ち、どう言ったらいい?
忘れられた雨傘のこと、彼女はいつ気づくのだろうか。
6/1/2025, 5:59:20 AM
勝ち負けなんていったら
いつもわたしの負けかな。
今のわたしが見たらね。
でもね、分からないよ?
5年後のわたし、10年後のわたしが今を見たら?
わたしが居なくなった遠い未来からの今日は?
5/31/2025, 1:19:42 AM
物語りは
終わらない
昨日の夜にもの語られた後の、わたしの物語り
彼は知ることはないのだろう
あなたの物語の読み手はきっと今日の雨の中にいる
あなたの、わたしの物語は続いていく
読み手の中で紡がれていく
それはいつまでもいつまでも
わたしの命が尽きても。
雨雲のように、変化し地に雨を降らせ
大地を育むような
そんな営み。
5/29/2025, 11:32:32 PM
彼が来年戻ってくるころに
わたしはここに居るのだろうか
わたしはいつも置いていかれてしまう
けれどわたしは知っているのだ
彼が必ず戻ってくることを
けれどあなたは知らない
わたしがここに必ず居るわけではないことを
未来はとても不安定だ
5/28/2025, 11:42:36 PM
ひとりベットに入り眠れぬ夜に
さらさら
さらさら さらさらさらと音が
耳を満たす
どこから?
ここは、この時間は、
どこかの空間に続いていて
わたしを満たす
きっとわたしは
そこには行けないけれど
夜が明けた