ここに遺言を残すー
貴女がこの手紙を読んでいるのなら、
私はもうこの世界にはいないのでしょう。
昨日、やっと私は死ぬことができた。
過去の私はもう死んだ。
新しい私は生まれていないが。
貴女は私にとって高校の全て。
貴女なくして私の高校生活はない。
だからやっと貴女の過去から脱却できた昨日は、
私にとって"死"を表す。
だから昨日貴女だけでなく、
高校の人間のほとんどの人の連絡先を消した。
元々高校に友達と言えるような人などほぼいない。
最近喋った人なんていない。
私は完全に高校時代から脱却しようと思う。
来月には高校からの全ての知り合いの連絡先を消せるだろう。
今はお金の問題があって返してもらわないといけないので消せないが。
だから安心してほしい。
貴女の全てから私は完全に消え去る。
もう、二度と…
貴女に会う事はない。
高校の同窓会とかも何も気にせずいってほしい。
私の事など話す人はきっといないだろうから。
貴女とたくさんの事をしましたね。
貴女のおかげでたくさんの事を学べました。
貴女のおかげで私の世界は拡がりました。
感謝してもしきれません。
私は貴女を人としてとても尊敬している。
今までも、これからも。
これだけは変わりません。
貴女の生き方を少し真似させていただきますね。
あと少しの人生でしょうが。
貴女は私を壊しました。
貴女は私を呪いました。
愛という名の魔法で。
貴女を恨んではいません。
逆に感謝しているのですから。
貴女と過ごした日々は人生でこれ以上ない日々でした。
これからも、超えることはありません。絶対。
だが、これは遺言です。
最期に、貴女に呪いの言葉を私も吐かさせていただきます。
どうか健康には気おつけて。
ただ、貴女が壊してしまった"私"という人間の分も幸せになってください。
"私"の分も人生を楽しんでください。
でないと、私はいつまでもゆけませんので。
お元気で。
さようなら、私の最後に愛した人。
私の想い出。
これが本当に最期の文です。
貴女に届きますように。
ありがとう。
「特別な存在」
貴女は特別な存在だ。
私にとっては。
今までも、これからも。
それでも、今日でちゃんと変わった。
特別な存在であったとしても私にとっての心の枷としての特別か、
これからの人生の糧となるか。
貴女のおかげで私は心置きなく死ぬ事ができる。
最期に貴女からしっかりとサヨナラと言われて良かった。
安心してほしい、すぐに死ぬわけではない。
いつか死ぬ時に貴女の事が気がかりで死ぬに死ねなかっただろうということだ。
ありがとう。
貴女がたくさん私にくれたこと、
絶対に忘れません。
貴女の前から綺麗に今日でいなくなります。
私を殺してくれてありがとう。
そして最後に。
私は貴女との約束は果たせません。
私はもう誰も好きにならない、なれないし、
誰かを愛することも、愛されることもない。
これでいい、これでいいんです。
ありがとう。
私は一人でゆきます。
どうか貴女は、貴女だけはその人を大事にしてください。
しっかりとたくさん喧嘩もして、意見を言ってあげてください。
ありがとう。
さようなら。
私の特別な人。
「バカみたい」
私は何をしているのだろうか。
もう話したくないと言われた貴女に連絡してしまった。
それも、すぐに送るのはなかなかできなくて、
指定した時間に送られるようにして。
バカみたいだ。
いや、たぶん
バカだ。
私からの連絡を見て貴女はどう思うだろうか。
私からの淡々とした文章に呆れてしまうだろうか。
そもそも見ないのだろうか。
嫌な気持ちにさせてしまうのかもしれない。
ごめんなさい。
ただ、貴女と会って他愛もない話をもう一度でいいから
したいんです。
貴女に今までのこと、たくさん謝りたいんです。
それ以上に、ちゃんと感謝したい。
この文も貴女に届くのかはわかりませんが、
届いていてほしいです。
少し恥ずかしくて、
正直に色々言えていない連絡を
貴女が受け取ってくれることを
願っています。
「ふたりぼっち」
拝啓
私の想い人へ。
桜の開花が近づいてきましたね。
今年は誰かと花見に行きたい所存です。
私と別れてから貴女はどのように過ごしていましたか。
貴女のことですからきっとすぐに前に進みだしたことでしょう。
私は全くだめだめで誰にも話すことができず、
心を殺しながらぎりぎりで生きていました。
今でも貴女の事を想うと泣きそうになります。
まだ、あの時から私は何も変わっていないし、
一歩たりとも進んでいません。
こんな私が嫌になるのですが、
それでも貴女の存在というものはとても大きく、
私のほとんどを占めています。
そうなってしまっている理由としてはきっと私にあるのでしょう。
私は元々友達と言えるような人はほぼおらず、
本当に友達か?と聞かれると、
自信を持ってそうだと言える人はさらにおりません。
そんな私ですから、私にとって飾らず、強がることもなく、話すことができ、共にいることのできたのは貴女だけでした。
そう、ひとりぼっちだった私を救ってくれたのは貴女でした。
貴女と共に過ごすようになってから、
私の世界はふたりぼっちになりました。
私と貴女のふたりしかいない世界。
私はそれだけで満ち足りていました。
それ以上何も望まなくてよかったし、
何も欲しく無かったのです。
そんな私はまたひとりぼっちになってしまいました。
簡単にいうと私が貴女に甘えすぎたのですね。
私が悪いのです。
それからのことは、先述した通りです。
そんな貴女は近頃「貴方」に対して手紙を書いていますね。
貴女のいう「貴方」が私であればどれほどよいことか。
どうしても、そう思わずには読めません。
きっと私ではない。
それでも、不思議と読んでしまうのです。
読むと貴女と過ごした日々を思い出し、苦しくなるというのに。
そんな情けない私ですが、この思いに一区切りつけるべきだというのはわかっています。
そのためにも、どうか私と会ってはくれませんか。
死へと向かい続けてしまう私の足を留めてはくれませんか。
いいえ、これはきっと言い訳ですね。
本当は、貴女ともう一度でいいから貴女の顔を見て、声を聞いて、貴女と喋りたい。
それだけなのでしょう。
情けない私ですから、貴女に連絡する勇気は出ないのです。
最後に貴女からもう話さないと言われてしまった事がどうしても突き刺すのです。
もし、私が貴女に今日連絡することを許すのなら、
私がこれからノートに記す言葉に反応をしてください。
貴女との始まりの言葉に関わるものを記したいと思います。
もし、嫌だというのなら、何か他の言葉を書き示してくださりませんか。
何も反応されなかった場合、私は連絡をしようとはがんばりますが、きっとできないのでしょうね。
こんな情けない私をどうか笑ってやってください。
少しお手紙を書くつもりでいましたのに長々と書き綴ってしまいましたね。
この手紙が貴女に届き、貴女が反応してくれることを願っています。
それでは、いい夢見てくださいね。
敬具
from.貴女の事を忘れられない私、O.R
〜公園で拾った魔法の杖のような木の棒を添えて〜
「夢が醒める前に」
分からない。
今、私はどうすればいいのか
分からない。
貴女に連絡したい、
会いたいという気持ちは
すごくある。
でも、
これは夢なのではないのだろうかと思ってしまう。
分からない。
もし、夢出ないというのなら
私に教えて欲しい。
貴女が私の事を
どう思っているのかを。
私には
分からない。