「台風が過ぎ去って」
台風一過という言葉がある。
子供の頃は台風一家だと思ってたなんて人は自分だけではないだろう。
自分の住む地域には最近台風というほどの台風は来ていない。
自然災害の台風は。
私個人の台風になるととんでもないものが今年はきた。
悪い意味で。
いや、もしかしたら自分自身の至らなさを知るためにいい機会だったのかもしれない。
自分はあの人のことを世界で一番愛していた。
人としても尊敬していた。
まだ、あの人は尊敬している。
自分の生き方を変えてくれた人の内の一人だ。
そんな自分の目標とも言える人が私の前から去ってしまった。
あの人は自分のためにたくさんの我慢をしてくれた。
あの人は自分にたくさんのものをくれた。
たくさんのことを教えてくれた。
自分はあの人に何かすることができたのだろうか。
何かを贈ることができたのだろうか。
何か忘れることのできないような貴重なものを教えることができたのだろうか。
自分は出来たと自信をもって言うことが出来ない。
あの人に最後は会うこともできなかった。
それでもいつかまた会えると信じている。
自分は弱い人間だ。
あの人がいなくなるという台風がまだ残っている。
勢力は弱まっているとはいえ、まだ残っている。
どうしてだろうな。
あの人の存在は自分にはあまりにも大きすぎた。
自分はあの人に対する"好き"の想いが強すぎた。
そのせいか、好きが何か分からなくなっている。
だけど、このままでは良くない。
自分はあの人と約束したんだ。
新しい人を見つけると。
その約束を果たすためにも進まないといけない。
あの人は自分のこの文章を今でも読んでくれているだろうか。
もし読んでくれているのなら伝えたい。
ありがとう、と。
from.調律の合わないピアノ
〜カスミソウを添えて〜
secret love
secret loveを"秘密の恋"と訳してみた。
自分の場合はいつも秘密の恋だ。
誰にも恋愛の話はしない 。したくない。
隠しておきたい。
でも、これは自分で好きだと自覚している時のお話。
世の中自分でも気持ちが分からない恋だってあるんだと思う。
それも"秘密の恋"と言えるのかな。
そんな自分は最近小説だの漫画だのアニメだので恋愛ものを見てなんかいいなぁってすごく思う。
そして、"恋"ってなんだっけってなる。
よく、分かんないな。
どうやらまだ引きずっているらしい。
全く、情けない話だな。
もう少しこの気持ちと付き合って自分を見つめて行こう。
先に進むために。
from.あらすじしか読んでいない小説
〜スターチスを添えて〜
「なぜ泣くの?と聞かれたから」
なぜ泣くの?と聞かれたことはない。
それは人前で泣いたことがないからだ。
私は人前で泣きたくない、
弱い自分でありたくないから。
泣くときはいつもひとり。
そう、ただひとりだけ。
なぜ泣くのか。
それは寂しかったからだ。
どうしようもなく寂しかったから。
泣いてもどうしょうもないってわかってる。
それでも、無力な自分は泣くしかない。
哀しい話だな。
無力な自分を、
過去の自分を、
殴りたくなる。
どうしようもないほどに。
そんな泣いた日からかなりの日数が経つというのにまだ忘れられない。
というよりも、忘れたくないのかもしれない。
いや、忘れたくはないな。
でも、美しい物語は美しいままでありたい。
難しい。
難しいけど、前には進まなきゃ。
少しでも。
約束したから。
それでも、忘れられないな。
たぶん、いや、絶対、これからも引きずる。
でも、ちゃんと向き合っていかなきゃ。
少しづつ適応していこう。
たまに振り返りながら。
きっと自分に力をくれる。
今でも尊敬してる人の話だから。
その人との約束を果たせるよう生きよう。
生きてみよう。
生きててみよう。
"マチネの終わりに"にこんな台詞があった。
「過去は変えられる」
変えられるのかな。
それは、これからの行動にかかってる。
がんばろう。
from.憶那を思い出す深夜の風
〜ミヤコワスレを添えて〜
「もしも過去へと行けるなら」
もしも過去に行けるなら、2ヶ月前に戻りたい。
まだ、彼女と仲がよかったころに。
その時の自分は、彼女とこれから先ずっと一緒にいれると思っていた。
そう思っていたかった。
でも、現実はそうじゃなかった。
今から約一ヶ月前に振られてしまった。
何か原因になるものがあったの?と聞かれると、これと言って何もない。
逆に、何もなかったから振られたのだ。
だから、そんな2ヶ月前に戻って、お金がないとか、時間がないとか言い訳せずに、高速バスに乗って彼女に会いに行きたい。
そうしたら、もしかしたら何か変わるのかもしれない。
変わってほしい。
自分は普段からきっと、いや絶対彼女に我慢をさせてしまっていた。
それにどこか自分は気づいていて、それでも彼女に甘えていたくて。
そんな自分が情けない。
最愛の彼女を己の手で苦しめていた自分が許せない。
そんな自分を変えるためにも過去に行けるなら行きたい。
でも、そんなことは起こらない。
彼女に約束をされた。
"新しくいい人を見つけてね"
それを守るためにも前を向こう。
まだ未練はあっても。
愛した彼女との最後の約束なのだから。
それでも…
いつか、また会いたいな。
会ってほしいな。
そう、思っています。
あなたの幸せを願って。
from .枯れた花に留まる蝶
〜ミヤコワスレを添えて〜
「I love」
"I love."訳すと私は愛している。
自分が一番愛しているものはなんだろう。
うーん…となるまでもなく自分の中には答えが出てきた。
自分が一番愛しているのは、もちろん恋人だ。
明日で付き合って1年になる。
これまでの日々、忙しくて一緒にどこかに行ったり、なにかしたりするのほ難しかったけど、色んな事を二人でできた。初めてのことも一緒にたくさんした。
そんな君を好きになった時の気持ちは今でも忘れてないよ。これからもずっと好き!
I love.