「なぜ泣くの?と聞かれたから」
なぜ泣くの?と聞かれたことはない。
それは人前で泣いたことがないからだ。
私は人前で泣きたくない、
弱い自分でありたくないから。
泣くときはいつもひとり。
そう、ただひとりだけ。
なぜ泣くのか。
それは寂しかったからだ。
どうしようもなく寂しかったから。
泣いてもどうしょうもないってわかってる。
それでも、無力な自分は泣くしかない。
哀しい話だな。
無力な自分を、
過去の自分を、
殴りたくなる。
どうしようもないほどに。
そんな泣いた日からかなりの日数が経つというのにまだ忘れられない。
というよりも、忘れたくないのかもしれない。
いや、忘れたくはないな。
でも、美しい物語は美しいままでありたい。
難しい。
難しいけど、前には進まなきゃ。
少しでも。
約束したから。
それでも、忘れられないな。
たぶん、いや、絶対、これからも引きずる。
でも、ちゃんと向き合っていかなきゃ。
少しづつ適応していこう。
たまに振り返りながら。
きっと自分に力をくれる。
今でも尊敬してる人の話だから。
その人との約束を果たせるよう生きよう。
生きてみよう。
生きててみよう。
"マチネの終わりに"にこんな台詞があった。
「過去は変えられる」
変えられるのかな。
それは、これからの行動にかかってる。
がんばろう。
from.憶那を思い出す深夜の風
〜ミヤコワスレを添えて〜
8/19/2025, 12:31:50 PM