「ラララ」
ラララと隣で歌ってくれた君の姿はもう遠くに行ってしまった。なんで…どうして……そう思うけど理由は明白。紛れもない自分のせい。もっとああしてたら…こうしてれば…タラレバは尽きない。だけど、もう遅いんだ。どんなに泣いても、どんなに苦しんでも、君は戻ってこない。嗚呼…あんなに近くにいたのに、今はどれだけ手を伸ばしても届かない。
悲しい、苦しいよ…誰か助けてよ…左胸が…痛い…よ……
助けを求めても誰もいない。一番側にいた彼女は居ないのだから。他に心の底から話せる人など居ないのだから。
どうしようもなく絶対的な孤独。視界はモノクロになった。声も聞こえない。
だれか…助けてよ……ねぇ…だれか…
君のラララと口ずさむ声が聞こえるまで、さまよう。
それまでは、なんとか…歯を食いしばって生き…よ…う…そうしなきゃ、君の愛した自分で居られなくなってしまう。
いつまでも愛してる、例え片想いでも。
どうか、どうか…健康でいてね。
それだけをただ、望みます。
途切れ途切れになりながらの言葉
"あり……が…と…ぉ……"
frnm.君の事を世界一愛してる人間
〜ヒスイカズラを添えて〜
「風が運ぶもの」
"風が運ぶもの"そう言われて最初に思いついたのは"噂"
風の噂とよく言うなとおもってしまった。良いものも悪いものも運んでしまう。まったく、不思議なものだな。
風は匂いだって運ぶ。人間は匂いを最後まで覚えてるらしい。花の匂い、よく行く美容室の匂い、友達の家の匂い、好きな人の匂い。匂いの記憶には感情も残る。好きな人の匂いを思い出すと色んな思い出が浮かぶ。たくさんたくさん一緒に歩いた。色んなとこに二人で軌跡を残した。このことこそが奇跡だろう。好きな人の匂いにまじって匂う海の匂い、花火の火薬の匂い、花の匂い。忘れることはない。忘れたくもない。あなたも覚えてくれてるといいな。
風が吹くその先はあなたのゆく道。
その風を感じたら絶対に逃してはいけない。
その風を止めることは誰にもできない。誰にも。
その風を追う時に必要だと感じたのなら側にいさせて。
あなたが風を逃さないことを祈って。
from.花風になりたくないそよ風
風吹いて
揺れるカーテン
さらさらと
君は佇む
美しき花
命が燃え尽きるまでか。自分はなにかを命が燃え尽きるまでなにかをできるだろうか、なにか今できているだろうか。どうだろうな。わかんないな、、何かはしたいな、それも誰かのために何か尽くしたいな。こんな一般人よりも劣った人間に何かできるのかはわかんない。けどきっとなにかはできる。そう信じて生きていこう。
「心が燃え尽きるまで」
忘れたい はずの記憶を 忘れても
喪失感は なぜかのこって