「ラララ」
ラララと隣で歌ってくれた君の姿はもう遠くに行ってしまった。なんで…どうして……そう思うけど理由は明白。紛れもない自分のせい。もっとああしてたら…こうしてれば…タラレバは尽きない。だけど、もう遅いんだ。どんなに泣いても、どんなに苦しんでも、君は戻ってこない。嗚呼…あんなに近くにいたのに、今はどれだけ手を伸ばしても届かない。
悲しい、苦しいよ…誰か助けてよ…左胸が…痛い…よ……
助けを求めても誰もいない。一番側にいた彼女は居ないのだから。他に心の底から話せる人など居ないのだから。
どうしようもなく絶対的な孤独。視界はモノクロになった。声も聞こえない。
だれか…助けてよ……ねぇ…だれか…
君のラララと口ずさむ声が聞こえるまで、さまよう。
それまでは、なんとか…歯を食いしばって生き…よ…う…そうしなきゃ、君の愛した自分で居られなくなってしまう。
いつまでも愛してる、例え片想いでも。
どうか、どうか…健康でいてね。
それだけをただ、望みます。
途切れ途切れになりながらの言葉
"あり……が…と…ぉ……"
frnm.君の事を世界一愛してる人間
〜ヒスイカズラを添えて〜
3/7/2025, 1:30:06 PM