NoName

Open App
3/24/2025, 10:00:57 PM

《もう二度と》

同じ過ちを繰り返さない。

自分のこころに正直に
ダメなものはダメだと言う。

断ることを極端に恐れてたあの頃に
戻らないために。

2/7/2025, 12:38:00 AM

幼い頃から容姿についていじられてきた。

貧乏臭いとか
不細工だとか。

半世紀ほど生きていて
未だ
生き恥晒してる
という自虐の念は拭い切れてはいない。

幼い頃から言われ慣れすぎてきたから?

他人のせいにするのは簡単で、
でもそのせいで鬱屈するのはもったいなくて
言わせておけばいい



そう思えるようになったのは
ごくごく最近のこと。



もう大丈夫。
清濁あわさっているのは
何に対しても同じだから。



だからもう大丈夫。



そろそろかな。

《静かなる夜明け》




2/6/2025, 12:38:45 AM


竹藪の竹。
曼珠沙華。

目に見えない根は
全部繋がっている。

私たちの存在も
なにかしらどこかで
目には見えない何かで繋がっている。

芽生えてから枯れ果てるまで
誰もその存在を
摘み取る権利はないから。

《heart to heart》

1/18/2025, 11:30:58 AM

《手のひらの宇宙》


薬局へ行った。
頭が痛かったから頭痛薬を買い求めた。

白衣を着た販売員に代金を渡した。
おつりをいただく際に
右手を出した。

その手のひらを見た販売員が
「あなた、芸能の仕事?」とたずねてきた。

「いいえ」と答えると

「あなた、向いてるのに残念ね」と言った。
「表の看板見なかった?手相を診るのよ。
時間があるなら、診ましょうか?」


頭が痛かったから、遠慮して帰った。


手のひらを見ながら歩いた。

手のひらのしわ。
そこに未来が描かれているのなら。


幸せな未来が描かれているのなら、
ずっと握って離さないでいようと
手のひらをぐっと握った。


と同時に
握りつぶしてしまうんじゃないか
と怖くなって

また手のひらを見つめた。



手のひらのしわは
夜空に見える星の位置と同じように
少しづつでも変化しているらしい。


肉眼で見える夜空は
手のひらのしわに似てるかもしれない。

そんな
手のひらに頭痛薬をのせて一気に飲んだ。




手のひらの宇宙。

いいえ
手のひらに宇宙。



1/14/2025, 9:34:42 PM

そっとしといてほしい。
泣き止むまでまだ時間かかりそうだから。





そっとしといてほしい。
受け入れるには準備が必要だから。





そっとしといてほしい。
外の明るさはまだ眩しくて目をあけることが
できないから。





そっとしといてほしい。

Next