スピラ

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1/26/2024, 2:24:40 PM

ミッドナイトって聞いた時は
本当になんのことかわからなかった……
夜の0時のことなんだね……
知らない単語ってやっぱり沢山あるな…
そんなことを思っていると彼は笑って言った
(まぁ、ミッドナイトってあんまり使わないしな)
うん…… 
私も使わないな……

1/26/2024, 6:49:43 AM

暗い内容なので
苦手な方はすぐに飛ばして下さい


安心と不安って紙一重だと思うんだ
だって紙一枚を抜いてしまったら
すぐに変わってしまうから……

あれは中学の時のお話。
私の中学は新しくて校区も広かった
4校ぐらいの小学校が中学で一つになるから
クラスも7クラスぐらいあった
いろんなことがあるけど私達の学年が
多分一番先生たちも大変だったと思う

私は不登校だった。
学校に行こうとすると戻していた。
いわゆる拒否反応だった。
クラスでグレーゾーンでいじめられてた。
私は別に何もしてないのに…
ノートを配ったりすると
嫌そうにするやつもいたり
ぶつかってきて嫌がって他の奴に
ぶっかった所をなすりつけたりと
散々だった。担任に相談しても
「気のしすぎじゃない」
って言われた。
それが続いて不登校になった。
しばらくして親と先生が話して
色々あって別室で授業を受けれることになった

その日から変わった……
誰にも会わないから何も言われない。
一時間目の授業が始まる頃に
登校して学校が終わるまで
自習をする…
そして生徒たちが終礼をしている時に
先に帰る…

安心だった……
あんなに行きたくなかった学校が
少しは行くのがましになった。
この別室には授業が始まる頃に先生達が
交代で来てくれるから…

安心だったのに……

わざわざいいに来る奴らがいた……
別室のドアを開けてわざわざ
「この教室臭くねぇ」
って言ってきた。
同じ小学校に通ってたわけでもなく
顔も見たことのない奴等に言われた……

その言葉だけでどれだけ傷つくのかも
知らないで……

今の私ならきっと言い返せる…
「わざわざいいに来るなんて暇だねって…」 

でもあの頃の私はそれができなかった……
泣いたら面白がるとわかっていても
涙は止まらない……

明日も言われたらどうしよう……
そんなことしか考えられなかった……
もう行きたくない……
出たくない。何で知らないやつに
言われないと
だめなの?
一緒のクラスでもないし……
何か私がしたわけでもないのに……
名前も知らないしどの組にいるのかも
知らないから。
先生に相談できなかった……

ほら……紙一重でしょ……

安心でも隔たれている紙を抜き取れば
すぐに
不安一色になるのだから……

1/25/2024, 5:47:52 AM

「ねぇ~。もうそろそろ
撮ってもいいんじゃない」
[だめだよ〜。あと少し待って]
そう言って君は私に笑いかける
「何でそんなにこだわるの」 
[だってこだわったほうがいい写真が撮れるから]
「さっきもそれ言ってたじゃん。寒いよ〜」 
そう言うと君は言った……
[あっ、今。ちょっとそこ立って!!]
「え、何!!急に」 
[早く早く!!]
彼の言葉に急いで立つと
[はい!チーズ!]
パシャ……
[………っっ。]
撮り終わった後
君はカメラをずっとみてる
「ねぇ、撮れたの?見せて」
[へっ……あっ…失敗しちゃったみたい。
こんなの見せたら怒りそうだからだめだよ。]
「えっ……。なにそれ〜。」
[ほら、帰ろうよ(笑)]
「えぇ~。」
そんなことを言って君は私の手を握って
歩き出す……
「まぁ。いいけどさ〜」
そうやって二人で手を繋いで帰路につく……


僕は逆光に照らされて微笑んでる
君の写真を見て何故か君に見せたくなかった…


  『      だって
         こんなの
       見せたくないじゃん…… 
         きれいだし…

         だからこれは  
         僕だけの【秘密】   』


1/22/2024, 1:03:18 PM

タイムマシーンがこの世にあったら
どれだけ楽に世の中を生きていけるんだろ……
何かを失敗してもまた戻ったらいい
あの時に戻りたいってどれだけの人が
思うのだろうか……

でも、僕はタイムマシーンが
万能じゃないのを知っているから
おすすめはしないよ……

そんなことを思っているとベルがなる……
あぁ、また使いたいと思う人が来た

[こんばんわ。あのタイムマシーンが
ここにあるって聞いたんですけど……
使いたいです。]

そんな声に僕の所有者は答えていた
「そうですか……わかりました。どうぞ
こちらに……」

そう言って一人の女性が僕を見る……
そして乗り込んだ……

    [ これで元に戻れる……
        数年前に……
     きっと彼を救って見せる ]

乗りこんできた女性はそう願っていた……
あぁ…ごめんね。
その願いは叶えてあげられないや……
だって……

   (   どれだけ時を遡っても   
       命の期限には  
      僕は、抗えないんだ……   )

   そんな僕自身(タイムマシーン)の 
         声は
     きっと君(利用者)には
       聞こえない……

1/20/2024, 6:30:15 AM

周囲の声を無視してただひたすらに
走り続ける……

どうなっててもいい。
とりあえず君に会って無事を確かめたい

後で怒られようがどやされようが
そんなの関係ない……
走って走って
扉の前に来る

君がいる部屋の扉を開けようとして
あかないことに気づく……

「あれ……あかない!!なんで」
上下に揺らしてもあかなかった。
すると
扉が開いて君は笑いながら言った……
「そりゃ。あかないよ。この扉
横に開けるんだよ(笑)」

いつものようにそこには笑顔で笑ってる君がいた。
「会いたかった……」

もう、離さないよ……
そんなことを思いながら
君を抱きしめた……

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